頭が追いつかない。本当にまた、会ってしまった。
突然すぎて頭をペコペコしながらありがとうございますと何度も言ってしまう。
何をよろしくするんだろうそう思いつつボロボロと勝手に出てくる言葉に身を任せていた。
カンタとトミーは立ち上がると食べていたステーキのお盆を持ちそのまま会釈をして立ち去ってしまった。
またもやあっけなく名前を聞いただけでお別れとなってしまった。
緊張して何も喋れなくなり、また気持ち悪くもそもそとしてしまって後悔が募る。
あ。居たのか。と思うくらい空気のように存在していた。いや、空気にさせられたと言うのか二人のオーラに完全に呑まれていた。
そうだ。自分の名前を聞いてもらっただけでそれだけでカンタとトミーと少しだけ近い存在になることができた。
そう思うだけで心が躍る。
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突然ですが主です。
今まで使っていなかった機能を使ってみたのですが、
今までの方で行くか、このやり方でやるか検討中です…。
よければコメントが欲しいのですが、主がまだまだ有名じゃないため独断で決めてしまう可能性が高いです。
なるべく皆様に見やすいような小説が書きたいのでご意見お願いします…!
続きはまた今度…♪
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!