あああどうしてこう私は運が悪いのだろう、、
お互い険悪なムードの及川さんと飛雄。
影山『 及川さん、今1年の風呂の時間ッスよ。』
及川『 んなこと知ってるわ!!ばーか!』
及川さん、、ばーかは理不尽、、、
影山『 ? じゃあなんでいるんですか。』
及川『 走り込み行ってたんだよっ! それに… 』
及川さんはちらりとこちらを見て
私をぐいっと引き寄せる。
あなた『 ちょっ、 』
及川『 瀬谷ちゃんとお風呂入るんだもんね〜っだ!』
や、、
やめてええええええ!!!!
私を飛雄の視界に入れないでええええええ!!!
見てるから!!!!めっちゃ不思議そうに見てるからね!!!!!!
影山『 …???? なんでですか 』
及川『 はぁー??俺が一緒に入りたいからに決まってんじゃん!』
影山『 えっ、、付き合ってるんですか?』
…ん?
え?
及川『 …は?』
影山の言葉にポカーンとする及川さんと私。
及川『 え…?何言ってんの?? 』
まあ確かに付き合いたいぐらいだけどさっ!!と
言い張る及川さん。
影山『 いや、だって付き合ってねぇとそんな一緒に風呂とか入んないじゃ、』
及川『 え?なに飛雄って男同士でお風呂入ったことないの?? 』
あーー、、まった。
嫌な予感する、、、、。
今のうちに逃げとこ、、、
するっと及川さんの腕から抜けて
後ずさりする。
影山『?何言ってるんですか』
" そいつ女ですよ? "
及川『 …え』
及川『 えええええええええええええ!?!?』
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!