その頃HAPでは…
ようへいside
た「はじめさーん、ようへいくんの元気が無いですー」
よ「たなっち、おれはこの通り元気100倍だぞ。」
た「どこがですか。熱でもあるんじゃないですか?」
は「なにー!?ようへいくんが熱!?」
よ「ちがいますよ!!」
た「メンタルブレイクですか?」
よ「えっ」
は「あれっ、たなっちも知ってるの?」
た「ようへいくんが〇〇を好きなことですよね?そんなの見てれば分かりますよ。」
長いこと一緒にいれば考え方も言うことも似てくるのかなぁ、はじめさんと全く同じことを言う。
は「ようへいくん、気にしない方がいいですよ。気にしたら負けです!!」
よ「そうですね…」
凸「あの〜こっちにもメンタルブレイクが1人〜」
そこにはソファにうつ伏せで寝転がるだいちくんがいた。
た「そういえばそうですね。」
は「だいちくん、ともたかが居ないからって落ち込まないで」
2人がそうやって声をかけるけど、だいちくんには届いてないみたいだった。
だいちside
今日はともたかが〇〇と2人でテーマパークに行っている。ともたかにとっては大チャンス。ともたかの味方でいると言った俺も喜ぶはずであるのだが…。
た「だいちくん、ほんとにとまんのこと好きですよね〜」
よ「愛が溢れてますね笑」
だ「それはようへいくんもでしょ!」
そう、何を隠そう俺はともたかのことが恋愛的な意味で好きなのだ。
畑のみんなはともたかと〇〇以外これを知っている。こんな俺でも気持ち悪がらずに接してくれるみんなが好きだと思った。
は「でもこの前だいちくん、ともたかの相談に乗ってたよね?」
凸「ええ!?」
よ「まじすか?てか、ともたかやっぱり〇〇のこと好きじゃん…。」
た「あーあー、またこっちで落ち込んでますよ。」
だ「だって、ともたかが死にそうなぐらい辛い顔してるから…。」
は「でもそれでだいちくんが死にそうなぐらい辛い思いしてるよ。」
だ「俺はいいんだよ!ともたかの気が少しでも晴れれば。」
た「だいちくんってすごいいい人っすね。」
だ「今更かよ。」
凸「その漢気に惚れました。」
だ「お前に好かれてもどうしようもないんだわ。」
こうやって畑のみんなは俺を元気づけてくれる。一生明かすことの無い思いだろう。でも、理解者がいるということはとても心の支えになった。
だ「ありがとうな。」
俺は小さく言った。みんなは気づいていない。
は「しっかし、〇〇もともたかもなんでこの2人の思いに気づかないんだろうかね〜」
た「あの2人、鈍感すぎるんですよ。」
よ「え、そんなに俺って〇〇のこと好きなの丸わかりですか?」
「「「「うん」」」」
よ「まじか…」
凸「だから俺らは〇〇が気づかないのが不思議なんですよね。」
は「鈍感すぎるなぁ…」












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!