みかりside
ゴンゴン
ガチャ
マ「はぁっ、はぁっ、」
向「あれ、マネさんどうしたんや、そんなに急いで」
マ「お前ら、なんでそんなに落ち着いてられるんだよ!!!何があったか知らないんか!?お前らで守るんじゃなかったのかよ!」
岩「いや、なんの話ですか?俺ら知らないっすけど」
いやだ…あなた、あなた?
まだ生きててよなんで言わなかったの?、
どうせいじめられ水でもかけられたんでしょ?
私知ってるもん
あなたが水アレルギーだって
嫌だよ…
お願い
マニアッテ
みかり「マネさん、もしかして…」
マ「あぁ、そうだ、お前ら今から行くぞ」
阿「行くってどこにですか?」
みかり「…みんな行こうよ…じゃないと…じゃないと…」
渡「じゃないと?どこに行くのか行ってくれないと行きたくなーーい」
みかり「あなた…」
深「え?」
みかり「あなたがきっと病院にいるの、あなたが!!!早く!行かないと!」
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〈病院〉
みかり「すみません!あなた!あなたはいますか?」
ラウ「はぁっはぁっ早いよ、みかりちゃん」
目「落ち着けって」
看護婦「あなたさんですか?あなたなら、808号室にいます。」
みかり「分かりました。ありがとうございます!」
あなた
お願い
まだ生きてて
あとちょっと頑張って
そしたら楽になっていいから…
あと少し
ガラガラ
みかり「あなた!!」
あなた…
ごめん
ごめんね
こんなに線で繋がれてると思わないじゃん
こんなんだったらもっと早く来てたよ…
渡「何こいつ、どうしたの、?」
水アレルギーなんだって、って言っても知らないか
向「新野さん、あなた、どうしたんですか?」
新野「あの、あなたさんが、私のこと気に食わないから、私が入院するってことになったらみんな心配して飛んできてくれるでしょ?って脅されて…泣」
舘「そっか、大丈夫だった?怖かったよね」
新野「はい、正直怖かったです。泣」
は?何言ってんの?こいつ
渡「なんか、ちょっと心配してたのに、損した、どこまで最低なんだよ、時間返せよ」
目「いや、ほんとに言えてますね。それ、」
岩「帰るかぁ〜」
は?
今のSnowManのほうがよっぽど最低
みかり「あなたより、あんたらのほうが最低だよ…」
岩「は?」
みかり「心配して損したとか言うなよ!!!あなたが、あなたがどんなおもいでやってきたか!どこまでも努力家なの知ってるでしょ?あんたらが、私たちが守るって決めたんじゃなかったの!?」
みかり「てか、お前!新野!今すぐやめろ、あんたが1番最低だよ…」
ラウ「待って、新野さんは関係なくない?」
みかり「あんたいつまで演技続きるき?笑わせんなよ?あんた演技下手なんだよ笑分かりやすすぎ。それに引っかかるあんたらもどうかと思うけど」
新野「なんでバレるわけ?あーあつまんない、私自身も自分でやってて下手だと思ったわ。ほんとに引っかかるあん達もバカよ笑」
ピッ ピッ ピッ ピッ ピッ ピッ ピッ ピッ
ピッピッピッピッピッピッピッピッ
みかり「あなた!?ねぇあなた!やだよ!あなた!…」
ピーーーーーーーーーーーーーーーーーー
あなた…
ありがとう
私楽しかったよ?
ありがとう
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!