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第17話

Seventeen
あなたside…



あれから数分が経とうとしていた



♬︎〜♬︎〜



『…もしもし…』



照「はぁ…はぁ…俺だけど」


電話に出ると息を切らした照くんの声だった




照「はぁ…はぁ…降りてこれる?」



『…わかった…』



走ってきてくれたんだろうか…
しんどいはずなのに電話越しからでも
伝わる照くんの優しい声



電話を切り家を出ると
フワッと笑って私に手を振る照くんが居た



『ごめんね。遠かったでしょ?』


照「大丈夫だよ。あなたちゃんは大丈夫?」


そう言って私の頭を撫でる



春なのにまだ夜は寒い
頭を撫でた照くんの手は凄く冷たかった


『走って来てくれたの?』


照「あぁ…あなたちゃんが泣いてたから…」


そう言って少し悲しい顔をする照くん


『家…入る?』


照「えっ…」


私のその言葉に少し驚いた顔をする


照「ご両親に迷惑じゃない?」


照くんは悪そうに見えるけど
本当は凄くいい人で常識もある


『私の両親は共働きだから…』


『まだ帰ってこないよ』


『外は寒いし…どう?』


照「いいの?」


『うん!入って!』


照「…お邪魔します…」



照くんは私の部屋に入り
ベットの下に座る


『どうぞ…』


ホットココアを机に置き
私も照くんの隣に座った


照「ねぇ…」


ホットココアを2人で飲み
少し沈黙になってから照くんは
小さな声で私を呼んだ


『ん?』


照「…俺にしない?」


『えっ…』


真っ直ぐ私を見つめる照くん



どうして…


照「あなたちゃんが目黒を好きなことは分かってるよ」


照「でも…俺だったあなたちゃんを悲しませたりしない。」


照「絶対 目黒を忘れさせてあげるから…」


照「俺と付き合ってください…」


そう言って優しく私を抱きしめる



男の人に抱きしめられたことなんて
無い私は心臓が飛び出そうな程緊張した。



『私でいいの?』



照くんなら
蓮を忘れさせてくれる気がした



照「あぁ…俺はあなたちゃんがいい」



さっきとは違い強く抱きしめてくる



『よろしくお願いします…』



私が小さな声でそう言うと
照くんは私に優しくキスをした





♠︎…