第13話

#13
1,757
2018/04/19 17:59
PM10:00
マサイ
俺……好きなのか??
てかなんでモトキ気づかせようと?
モトキの家
モトキ
俺はバカかぁ!!!!!
なんで気づかせようとするんだよ!
バカバカバカバカバカバカぁー
モトキ
でも、あなたちゃんには幸せになって欲しい
モトキ
俺は、昔からマサイと、一緒だからわかる。自分に自信が持ててなくて、弱々しくて、だからほんとに、気づいて欲しかったんだ……
モトキ
あなたちゃん……好きだったなぁ
ピロン!
モトキ
テオからLINEだ
.................LINE.....................................
テオ
おはようございます
モトキ
おはよう
テオ
マサイ先輩気づきましたか?
モトキ
え??
テオ
先輩は自分の気持ちに気づいてなかった……
それにモトキ先輩は怒ってたじゃないですか
テオ
Why?
モトキ
なんでって…………
友達の、好きな子だからとかそんな理由で自分の気持ちに嘘つくの嫌いだし、マサイは……自分に素直にならないから…好きなこぐらい自分で守れっていい加減にしろって思ったからじゃない??
テオ
おぉwww
長いっすね
モトキ
ごめん🙇
まとまんなくて
テオ
いい考えっすよ!
テオ
(๑•̀ㅂ•́)و✧
モトキ
ありがとう!
モトキ
(人´ω`)♡
......................................................
あなた

はぁーーーー

ピロン
あなた

ん?追加されました??
誰だろ

Masai
あなた

ま、さ、い、
……え?!マサイ先輩?!?!?!

............LINE..........................................
マサイ
勝手にごめん。
ミナから聞いた
あなた

«٩(*´ ꒳ `*)۶»イエイエ!
大丈夫ですよ!

マサイ
俺ね、
あなた

はい……?

マサイ
聞きたいことがあったんだけど
あなた

はい

マサイ
好きな人とかいるの?
あなた

え?!なんででふか?!?!

あなた

あ、誤字です。
すみません焦りました

マサイ
いいよ、俺もいきなり変なこと聞いたし
で?いるの??
ふぅー
今かな?好きって言うの
あなた

いますよ

マサイ
そっか……
マサイ
だれ?
あなた

誰だと思いますか?

マサイ
ちなみに今家から出てこれる?
あなた

え?

マサイ
今、土手公園にいるんだけど
マサイ
ちょっと話したいことあって……
でてこれない?
あなた

出れると思います。
待っててください

マサイ
わかった。ごめんね
......................................................
あなた

早く行かなきゃ……でも、なんなんだろう??

その頃のマサイ
マサイ
(俺はモトキに言われるまで気づかなかった。1番、やっぱし好きなのかと思ったのは、モトキがあなたちゃんを好きって言った時の胸騒ぎ……)
マサイ
俺、嘘ついてたよ……

なんにも思ってないふりをしてた。

ありがとう。モトキ
あなた

マサイ先輩?

マサイ
あなたちゃん
あなた

どうしたんですか?こんな時に?

マサイ
真剣に聞いてほしい
あなた

はい。

マサイ
俺には好きな人がいる。
あなた

(え……)
は、い

マサイ
でも、その人にも好きな人がいる。
マサイ
俺だよっていって欲しいけど
無理ってことはわかってる
あなた

は、はい。
(なんで、私に…好きな人の話なんて聞きたくないよ)

マサイ
でもね。気持ちは伝えたいとおもう
あなた

大切なことですもんね

マサイ
俺はその人を好きってことにさっき、モトキに気付かされたぐらい鈍感で、馬鹿だ
マサイ
けど、そんな感じの奴でもいいなら
………………
途端に風が吹いてマサイ先輩は髪をなびかせ、顔をあげた
マサイ
あなたちゃん、付き合ってほしい。
マサイ
好きです。
こんなやつだけど、
こんな奴でもいi……
ギュッ
気づいたら私はマサイ先輩に、抱きついていた
あなた

そんな感じの先輩がいいんです。
そんな先輩が好きです。

マサイ
……
マサイ先輩はただ黙って優しい手で私の頭をなでてくれていた。
次の日
テオ
おはよう
あなた

おはよう

テオ
完全に失恋だわ
あなた

え?

テオ
幸せになれよ
テオはいつもと変わらない笑顔で笑っていた。

なんで知ってるのか問い詰めたいとこだけどやめといた
マサイ
おはようあなた
あなた

先輩!
おはよう、ございます

これからはマサイ先輩とあなたの新しい物語が、始まるのであろう











.................END.....................................

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