第14話

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2020/11/28 02:28
風雅side



夢中でゲームをしていたら、桜田の叫び声がした


慌てて俺は部屋へかけつけた。





そしたら、泣きながらうずくまっている桜田がいた
風雅
桜田!?
風雅
大丈夫か、?
そばによって声をかけるけど


返事をしない
もしやなんにも見えてないのか、


雷がなった



近い
あなた

お母さん!!

お母さん…?前の母親のことか、?
あなた

行かないで…

あなた

嫌や、

あなた

私、一人になっちゃう…

風雅
っ……
ぎゅっ
風雅
あなた!!
思わずそう呼んでた…
そして



思わず抱きしめてしまった。
風雅
俺がいる
風雅
お前は一人じゃないから
あなた

うん…

あれ、俺何言ってるんだろ
あなた

風雅くんありが…

風雅
風雅
あ、寝たのか。


あなたをベッドに寝かせてあげた。


雷も雨も止んでいた。





お前もあんな顔するんだな…



俺はお前に何があったのか知らない。

でもそのうち話してくれるよな。


そう思ったら、兄ちゃん達が帰ってきた。

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