無料ケータイ小説ならプリ小説 byGMO

一覧へ

第1話

ピリ辛、キム玉(ねぎ)納豆
ジリジリと暑い、太陽が照り付ける真夏の日。
こんな日は普通外に出て子供達と海や川にでも行き
キャッキャしてるのがいいのだろうけど…今の私にはそんな気力など…到底な…
ルミカ
ルミカ
おっ邪魔しまーーーす!!
芹香
芹香
うぇあっ!?
窓ガラスを叩き割る音と共に、古い友人が入ってきた。
つか玄関から入れよクソ。
ルミカ
ルミカ
なー!アンタ暇でしょ?ねぇ暇なんでしょ!?腹減ったからなんか作ってくれや。
芹香
芹香
は?アンタまさかその為だけにうちの窓ガラス叩き割ったわけ?
ルミカ
ルミカ
あっはすんませんww
だめだ、反省する気ゼロ…
しかもこの調子じゃなにか出すまで…
帰らねぇだろうな…。
芹香
芹香
わかったよ。作る。けどその代わり何が出ても文句言うなよ…。
ルミカ
ルミカ
やったね!!
芹香
芹香
んで食ったらすぐ帰れ。分かったな。
ルミカ
ルミカ
アッハイ
一応は黙らせた。
さて、何があるか。
炊飯器を見ると微妙にご飯が余っている。
冷蔵庫には…どうというものは無い…
キムチと納豆…野菜は玉ねぎと、きゅうりと…トマト…
よし、作れる。


まず細かく玉ねぎとキムチを切る、キムチは適量。
大きめのボウルに、納豆3パックと好みでカラシとタレを入れて、さっき刻んだキムチと玉ねぎを混ぜる。
ラップをかけて冷蔵庫で少し冷やす。
これでキム玉納豆はできた。

これだけじゃ寂しい気もするからまな板を洗って、余ってたきゅうりとトマトを冷やして切る。
モッツァレラチーズを添えてお皿に乗せる
。これはまぁ食べたあとのおつまみに取っておこう…。

出来上がった。
茶碗にご飯をよそって冷蔵庫から先程のキム玉納豆を取り出し、取り分けるための蓮華を持っていく。
支度が終わると真っ先にルミカが手を伸ばした

ルミカ
ルミカ
あっ!これ辛くて美味しいやつじゃん、じゃ、いただきますっと!
自分のご飯の上に納豆をかけて頬張る。
私も静かに手を合わせて食べ始めた。
ルミカ
ルミカ
んーっ!玉ねぎとキムチが合わさってより辛い!けど甘みもあるから美味しいねぇ!
芹香
芹香
余り物で作っただけだよ。その納豆賞味期限近かったし使っちゃおうかなって。
ルミカ
ルミカ
言っておくけどあたしはそういう処理係じゃないからね?
芹香
芹香
わぁってますよ…
余った納豆にラップを戻しながら冷蔵庫に戻した。
こうすると明日には辛さが引いてるのでまた違う味が楽しめる。







(そしてしばらくして…)
ルミカ
ルミカ
っはぁー!ごちそうさまでした!
芹香
芹香
よく食ったな…
後々出したトマトやきゅうりを完食して友は満足そうだった。よかった。
ルミカ
ルミカ
今日は急に来てごめんなぁ。ま、また今度遊びに来るよ、あ、窓の修理代こっちが持つから。
芹香
芹香
今度請求書送っておくよ…。
ルミカ
ルミカ
じゃ、またねー。
そう言って彼女は帰っていった。
彼女が壊した窓から、逃げていくエアコンの空気に変り、生暖かく湿った空気が流れ込んできた。





今回のレシピ(3〜4人分)
納豆 3パック
玉ねぎ 半玉
キムチ お好みで(辛いのが苦手なら少なめ)

シェア&お気に入りしよう!

この作品をお気に入りに追加して、更新通知を受け取ろう!

続きはまだありません

この作者の他の作品も読んでみよう!

ゼロコーラ
ゼロコーラ
やぁ
コメディの作品もっと見る
公式作品もっと見る