何処までもついて行く
貴方に
写真撮って
部屋に貼って
眺めて…
私はまた眠りについた
あなたを見ながら
寝落ちなんて…
最高
私は急いで
あなたのお家まで向かった
私は学校に向かった
貴方を追いかけないで
上から水をかけられた
上を見たが誰も居ない…
びしょ濡れになった…
カメラは…
無事だ…
また大好きな
貴方が
現れた
びしょ濡れになった
私を
守ってくれる…
あなたの
ストーカーなのに…
私は着替えた
あなたの…
服…
許してくれるの…?
私がストーカーって気づいたら…
また美人なあの子だ
貴方は
ついて行く
もちろん私も
また嫌な予感…
足元を見ると
ムカデだった
私の足元に群がっている…
また去っていく
いつも助けてくれるのは
なんでなの…
写真撮らなきゃ…
早く行っちゃう前に…
キスをする
なんで…
私の方が
好きなのに…
無理矢理キスするなんて…
私はまた
写真を撮った
もちろんあなただけをアップにして
戻って
帰る準備をした
カメラのフィルムも無くなりそうだから
補充する
椅子から
離れられない
なんで…
手も…
動かない.
嘘だ…
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。