教室に戻った
いじめ…か…
ショックだ
私の唯一の楽しみが
少し減った
いじめのせいで
私はあなたの事を
お風呂の中でも
ベットの中でも
外でも、
ずっと考えてる…
もし嫌いだったとしても
ずっと私の気持ちは
死ぬまで変わらないのかも
また朝が来た
廊下で
私の頭にまた何か降ってきた.
何かと思ったら
ゴミだった…
なんで…また居ないし…
大きな溜息をついていた
やっぱり辛いみたい
私も辛くなる
きっと同じ気持ちだ
教室に戻る
誰かが
見てる気がする
だけど、
また気のせいだよね
写真撮れるかな…
私は眠ってしまった
教室で
あなたを眺めながら…
現実でも…目の中で保存している
私はすっかり寝すぎたみたいだった、
誰もいない教室に一人
私の手には
何か握られていた
「此処で待ってる」
なんだろうか
まさか…いじめの主犯
私は行くことを決意した
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。