前話⤵︎ ︎
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〈あなたside〉
私は以前はお昼休みが来る前に帰宅してしまっていたため、ころんくんがどんなお昼休みを過ごしていたのか知らない。
1階にある購買、3階にある教室…どっちにでも対応出来るようにお弁当は持ってきたから私的にはどっちでもいいんだけど。。
今の台詞…
自分で言ったもののちょっと傷つくなぁ…w
さっきまであんな心が冷たかったのに……ころんくんにあー言われて、まるで火が灯ったかのように暖かくなった。。
ころんくんが私の手をギュッと恋人繋ぎで握りながら、逆の手で保健室の扉を開ける。
お財布を持つ手は…微かではあるが、嬉しそうに揺れている。
「今の内に逃げて欲しいんだ。」
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〈購買〉
おばさんが私の顔を挟むように手で引き寄せる。
き、緊張で心臓が…っ//
「あなたのニックネームはねっ!可愛いんだよ!!」
ん…//……こんな感じのを毎回…?///
素直に…?
購買のおばさんは、テンションがよく分からない人ではあったけど…暖かい……そんな人でした。
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!