第4話

第6話
125
2021/07/25 13:26
前話⤵︎ ︎
(もういっその事、週末投稿にしません?←ゑ)
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〈あなたside〉
エレベーターに乗り、彼がボタンを押したところで私は聞いた。
あなた
それで上田くん…聞きたいことって何?
上田
あ、うん…あのさ……















上田
…あなたの名字さん、本当に葵海のこと好きなの?
上田
脅されてたりしない?




あなた
…え?
上田くんの問いに体が強ばる。
あなた
『た、確かに好きかはまだあれだけど、脅される…ってどういうこと?』
あなた
上田くん…そうやって人の事を影で悪く言うのは良くないよ。。
上田
ごめん、でもなんかそんな気がしてさ。
あなた
なんで…?
ころんくんすごい優しいよ…っ?
上田
ん…
上田
実はさ…俺、見ちゃったんだよ。
あなた
な、何を…?
上田
一週間くらい前の話なんだけど。。







.☆.。.:.+*:゚+。 .゚・*..☆.。.:*.☆.。.:.+*:゚+。 .゚・*..☆.。.:*
〜1週間前〜
モブ男
や、やめてくださ…ッッ
上田
…? チラッ



ドガッッッ!!!!!
モブ男
ゔ…ッッ
上田
……は?
ころん
ねぇ、もう流石に理解したよね?
モブ男
わ、わかりました…ッ!
わかりましたから…ッッ!!
ころん
じゃあさっさと消えて。目障り。
モブ男
はいぃ…ッ!!





.☆.。.:.+*:゚+。 .゚・*..☆.。.:*.☆.。.:.+*:゚+。 .゚・*..☆.。.:*
上田
ってことがあって。
あなた
…え?
上田
後からモブ男くんに聞いたんだけど。。
上田
モブ男くんはあなたの名字さんを狙ってたらしくて、それをネタに友人と話してたら中庭に呼び出されたんだって。
あなた
……そ、そんなこと…ころんくんがする訳ないじゃない…ッ!!
上田
それが有り得たからあなたの名字さんに俺は話してるんだよ。
あなた
ッッ!?
あなた
も、モブ男くんが悪い例はないの…?
上田
うん…ないと思うよ。
あなた
ッッ…
あなた
分かった…
あなた
『ころんくんはそんなことする人だったの…?……いや、ここで決めつけるのは良くない。後でころんくんに聞いてみよう。』
あなた
とりあえずこの話はやめにしようk…
上田
あなたの名字さん、俺の事信じらんない?
あなた
……へ、ッ?





上田
俺、心配なんだよ…別に葵海くんといて幸せならそれでいいんだけどさ。
上田
もしかしたら同棲とかした時に…暴力振るわれるかもだろ?
上田
だから今の内に逃げて欲しいんだよ。
上田
噂では人殺せるくらい強いって言うし…
あなた
えっと。。
















あなた
上田くん、やめて?
上田
…ッ……あなたの名字さん……
あなた
あのね、知らないと思うんだけど…ころんくんは私にとって光なの。
あなた
それにころんくんも私を光だって言ってた。
あなた
上田くん、さっきのことを伝えてくれたのはありがとう。
あなた
だけど…
あなた
例え上田くんでも、ころんくんのことをそこまで悪く言うのは許さないよ。
上田
ッ…
あなた
別に上田くんのことを信じてないわけじゃないの。
あなた
でも本人に聞いた方が私は良いと思うからさ。
あなた
とりあえずこの話はやめてほしいな。
上田
ん、ごめん。













この後は何もお互い発することなく教室まで行ってそれぞれの席へ着いた。




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