_ in教室 _
ロッカーを開けると今朝入れたはずのジャージが無くなっていた
私が混乱する中
クラスのいつも私を無視して来る人たちが笑っていた
無視するのは全然良かったけどこういうことすると英達が心配しちゃうじゃん、、、
そして私は半袖半ズボンのまま外に出た
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_ 英side _
朝からずっとあなたが寒さと体育に文句を言ってた
まぁ俺も正直同じこと思ってる
運動なんて部活だけで十分じゃん
そして俺たちは文句を言いながら学校に着いた
_ 昼休み _
昼休みになったらさっきまで静かだったのにまたあなたが文句を言い始めた
だんだん相手してる金田一が大変そうに見えたから
そういうとあなたはみるみるうちに元気になった
相変わらず単純だな笑
そんなとこもかわいいけt、、、(/// ^///)
とっとにかくあなたがトイレに行くと言ったのでどうせ俺たちの通りみちにあるから一緒に行った
それからあなたと別れて俺と金田一は更衣室で着替えて体育館に向かった
それから俺らはあなた達がいるグラウンドに向かった
どうやらあっちの先生は先生で、ないことに気づいて倉庫から古いものを持ってきてたみたいだ
もしかしたら走ってる途中暑くなって脱いだのかもって思ったけどグラウンドにはジャージはどこにも置いてなかった
それから俺らはタイマーを先生に預けあなたの元に向かった
そう言って俺たちはあなたが息が落ち着くのを待った
その間に後半の奴らが走り出していた
その時あなたを無視してる奴らが驚いた顔をしていた、、、
金田一が聞こうとしてたけど思わず遮って聞いていた
その言葉が俺らは嘘だとすぐにわかった
あなたは昔から嘘をつくのが下手だ
嘘をつくとすぐに目が泳ぐ
金田一が嘘だとあなたに聞こうとしたけどその言葉をさえぎった
俺はその言葉を言う以前に聞きたいことがあった
俺の言葉にあなたは一緒驚いた顔をした
その言葉が嘘でないことはわかった
今はそれでいい、、、
そう言って俺はあなたにジャージを貸した
そうして俺らは体育館に戻った
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そう、、、今回はあなたが本気で大丈夫そうだったから見逃す、、、、、、
でももし次似たようなことをしたら
どうしてやろうかふふ(≖ᴗ≖ )
そうして俺らは体育館に着いた
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編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。