第55話

最後のデート
2,467
2021/05/27 10:55





_ 朝5時 _







私はいつもの時間に目が覚めた





でもテンションはいつもより低い







あたりまえだ








今日は

























好きな人に別れを切り出すのだから









(なまえ)
あなた
はぁ、、、









今日のデート気乗りしないな、、、












そう思いながら私はリビングにおりて
英と私の朝ごはんの準備をした














朝ごはんの準備ができた時












ガチャ









国見英
国見英
おはよう、、、
(なまえ)
あなた
あっ!英、、、おはよう^^*
国見英
国見英
、、、、、、
(なまえ)
あなた
どうしたの?そうだ朝ごはんできてるよ
国見英
国見英
あなた、、、






そう言って英は私の頬に手をおいた










国見英
国見英
無理して笑わないでもいいよ
(なまえ)
あなた
っ!、、、
(なまえ)
あなた
やっぱり、、、わかりやすいかな、、、
国見英
国見英
あなたが無理してるとこ
俺、、、見たくないんだけど
(なまえ)
あなた
、、、ありがとう。英
国見英
国見英
とりあえず朝ごはん食べよ
せっかく作ったのに冷めちゃうよ
(なまえ)
あなた
そうだね





そして私たちは朝ごはんを食べた








その間英は私の話を聴いてくれて
少し心が軽くなった













国見英
国見英
時間、、、大丈夫?
(なまえ)
あなた
あっ、、、






英にそう言われ時計を見ると9時15分だった











(なまえ)
あなた
そろそろ行かないと、、、
国見英
国見英
今日遅くなるんでしょ?
(なまえ)
あなた
うん、、、でもご飯は家で食べるよ
国見英
国見英
わかった、、、
今日おばあちゃんいないから
俺が作るつもりだけど、、、
失敗したらごめん
(なまえ)
あなた
ううん!ありがとう(*^^*)
(なまえ)
あなた
じゃあ、、、行ってきます
国見英
国見英
行ってらっしゃい、、、
気をつけてね




そして私は家を出て駅に向かった



















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_ 駅前 _




9時40分






思ったより早くついちゃったな、、、






でも後ちょっとだし






はぁ、、、今日泣かないように頑張らないと、、、













そんなことを考えていると














ナンパ男1
ナンパ男1
ねぇお姉さん!
ナンパ男2
ナンパ男2
今暇?
(なまえ)
あなた
えっと、、、あの、、、人を待ってるので、、、
ナンパ男1
ナンパ男1
じゃあそいつが来るまで俺らと遊ばない?
(なまえ)
あなた
いや、、、もうすぐ来るので、、、
ナンパ男2
ナンパ男2
いいじゃん別に〜
ナンパ男1
ナンパ男1
ほら!行こーぜ!





私はその男の人達に腕を掴まれた












振り解けない










どうしよう、、、








そう思い、涙が出てきそうになった時、、、
















???
???
ちょっと!!
(なまえ)
あなた
!?





聞き覚えのある声がしたと思ったら







その声の主は男の人達の手を私の腕から離してくれて







そして私は声の主の腕の中にいた






その声の主の顔を見ると





































(なまえ)
あなた
及川さん!!
及川徹
及川徹
ねぇ君たち、、、俺の彼女に何か用?







及川さんの声はいつもよりワントーン低い声だった









その声にびびったのか私に絡んで来た男の人達は
走ってどこかへ行った










(なまえ)
あなた
ありがとうございます!及川さん
及川徹
及川徹
そんな!お礼なんて言わないでよ!
俺が遅れて来たのが悪かったんだし、、、
(なまえ)
あなた
いえ、、、私が少し早くついちゃった
だけなので
及川徹
及川徹
でもあなたちゃんに怪我がなくて良かった、、、
及川徹
及川徹
それよりあなたちゃん早いね!
まだ待ち合わせの10分前なのに、、、
(なまえ)
あなた
20分前にはついてましたよ?
及川徹
及川徹
そんなに早く!?
もしかして俺とのデート楽しみにしてた?
なーんt、、、
(なまえ)
あなた
そうかもしれませんね^^*
及川徹
及川徹
!?、、、/////
(なまえ)
あなた
どうしたんですか?及川さん
及川徹
及川徹
いや、、、ちょっとあなたちゃんの
急なデレに耐えきれなかっただけだから
気にしないで
(なまえ)
あなた
よく分かりませんが、、、
体調が悪くなったのなら言ってくださいね
及川徹
及川徹
うん、、、あなたちゃんもね!
(なまえ)
あなた
はい!
及川徹
及川徹
じゃあ、、、行こっか







そして及川さんは私の手を繋いで歩きだした






















私たちは最初映画を見に行き






次にお昼を食べにカフェに行った






そしてその後水族館に行き





時間を見ると6時をまわっていた


















及川徹
及川徹
ふぅ〜、、、
久しぶりのデート楽しかったな〜
(なまえ)
あなた
そうですね(´˘`*)
及川徹
及川徹
そういえばあなたちゃんの
話さなきゃいけないことって何?
まだ聞いてなかったよね?
(なまえ)
あなた
、、、えっと、、、話すのでとりあえず、、、
公園に行きませんか?
及川徹
及川徹
オッケー





そして私たちは公園に向かった
















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_ in公園 _



私たちはお互いにブランコに座った








言わなきゃ、、、








(なまえ)
あなた
あの、、、及川さん、、、、、
及川徹
及川徹
あなたちゃん!ちょっとまってて!
(なまえ)
あなた
えっ!?あの!?及川さん!!??







私が話を始めようとすると及川さんは
どこかへ走っていってしまった

















どこいったんだろ、、、


















私が待つこと数分












及川さんが走って戻ってきた













及川徹
及川徹
はいこれ!




そう言って渡して来てくれたのは















(なまえ)
あなた
ココア、、、ですか?
及川徹
及川徹
うん!寒いしね!
なんだか長話になりそうだし
(なまえ)
あなた
わざわざありがとうございます!
えっとお金h、、、
及川徹
及川徹
いいの!いいの!
(なまえ)
あなた
いや、、、でも、、、
及川徹
及川徹
そんなことより!早くあなたちゃんの
話したいこと聞かせてよ
(なまえ)
あなた
、、、ありがとうございます








わざわざこれを買うためだけに走っていったのか









ほんとに優しいな、、、


















今日のデートで改めて及川さんのいい所をたくさん見つけた















今日のデートプランをわざわざ考えてくれたこと




私が男の人達に絡まれてるのを助けてくれたこと



レディーファーストをしてくれた(?)こと
















及川さんはいつも優しくて、面白くて、
いつもは情けないのにいざと言う時かっこよくて















ほんとに及川さんは


















(なまえ)
あなた
ずるいな〜(ボソッ)
及川徹
及川徹
?何か言った?
(なまえ)
あなた
いいえ、、、
及川徹
及川徹
あなたちゃん話したいことってなーに?
(なまえ)
あなた
、、、及川さん
及川徹
及川徹
(なまえ)
あなた
単刀直入に言いますね、、、
及川徹
及川徹
うん













言わなきゃ














泣いちゃダメ、、、


















私が弱いせいでこんなことになったんだから















私に泣く権利なんてないんだから
















そして私はやっとの思いで及川さんに伝えた




























(なまえ)
あなた
私と、、、別れてください、、、










言えた、、、













言って、、、しまった、、、















もう後戻りはできない、、、
















及川徹
及川徹
え?、、、俺何か悪いことした?
言ってくれればなおすよ!
いつも騒がしいのが悪かった?
他の女の子と話してるのが悪かった?
それとも、、、
(なまえ)
あなた
及川さん、、、
及川徹
及川徹
っ!、、、






そして私は自分に非があるのではないかと
考えている及川さんの頬に手をおいた















(なまえ)
あなた
及川さん、、、
及川さんは何も悪くないんです、、、
及川徹
及川徹
だったら、、、
(なまえ)
あなた
けど、、、すいません、、、
別れて欲しいんです、、、
及川徹
及川徹
っ!、、、








及川さんの悲しい表情に私は涙が溢れそうになった








でも、、、









私は泣いてはいけない












及川さんを私の事情で悲しませてしまってるのに









私が泣いていいはずがない、、、

















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及川徹
及川徹
俺と、、、付き合ってください!





その告白は高2の春(←及川さんが)











女子に人気のある及川さんにされた













どうして私なんだろうと












そりゃあバレー部のマネージャーだから
接点はたくさんあるけど










なんで私なんかに、、、









そう思い私は理由を聞いた










(なまえ)
あなた
あの、、、理由を聞いても?
及川徹
及川徹
いっつもあなたちゃん、、、
俺達のために一生懸命仕事頑張ってくれて
怪我しててもあなたちゃんには
バレたりして、、、
及川徹
及川徹
最初はすごく真面目に仕事をしてくれる
後輩ってだけだったけど、、、
段々とそんなあなたちゃんに惹かれていって
及川徹
及川徹
それが理由、、、です、、、





私はすごく驚いた









まさか自分のことをこんな風に思ってくれてるなんて
考えもしなかったから









だから私は、、、











(なまえ)
あなた
わかりました、、、
これからよろしくお願いします(*´ `*)






そして私たちは付き合い始めた















及川さんのファンにバレると色々めんどくさいので
一緒に登下校は出来なかったけど





その分デートを楽しんだ





デートもお互い忙しいから
たくさん行ったってわけじゃないけど
どのデートもすごく楽しかった









及川さんに冷たい態度をとっていたけど
それもなんだかんだ楽しかった‪w




















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こんな私に行為をよせてくれた及川さんには
感謝しかない






いつも一緒にいると、、、とても楽しかった






だからこそ、、、









別れるのがすごく辛い、、、











そして私たちの間には沈黙が続いていた














その沈黙の中、先に声をだしたのは、、、




















"及川さん"だった













及川徹
及川徹
もし、、、あなたちゃんの俺と別れたい理由が
他に好きな人ができたからとか
俺のことが嫌いになったから
でもどっちでもいい!!
及川徹
及川徹
あなたちゃん、、、
及川徹
及川徹
俺がもう一度、、、
あなたちゃんに好きになって貰えるように
頑張るから、、、
その時、、、
もう一度あなたちゃんに告白する!
(なまえ)
あなた
!?
及川徹
及川徹
だから!今は別れるけど、、、
別れるのすっごく嫌だけど、、、
その時は覚悟しといてね(*゚v゚*)
(なまえ)
あなた
っ!、、、
(なまえ)
あなた
はい!(*´ `*)







ほんとにこの人はどこまで私を好きにさせれば
気が済むんだろう、、、











及川徹
及川徹
じゃあ家まで送ってくよ
(なまえ)
あなた
ありがとうございます








そして私を家に送ったあと
及川さんも家に帰って行った、、、















ガチャ













私が家のドアを開けると











国見英
国見英
おかえり。あなた
(なまえ)
あなた
ただいま




そして、ふと英を見ると英は腕を広げて待っていた









(なまえ)
あなた
?どうしたの?
国見英
国見英
、、、おいで
(なまえ)
あなた
っ!、、、








私は勢いよく英に抱きついた















そこで私は我慢してた涙が急に溢れてきて












そんな私を英は何も言わずに慰めてくれた

















国見英
国見英
落ち着いた?
(なまえ)
あなた
うん、、、ありがとう英





そして私たちはご飯を食べお風呂に入り
その日はお互いに早く部屋に入った













部屋に入る前英が















国見英
国見英
話は明日ちゃんと聞くから、、、
今日はゆっくり休みなよ
(なまえ)
あなた
うん^^*






そして私は泣き疲れていたのか
すぐに眠りについた






















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Ruka
Ruka
こんばんは!Rukaです!
Ruka
Ruka
気づくと10時超えてました!
すいません!
Ruka
Ruka
及川さんとの話を1話にまとめようとしたら
なんとプリ小説初めて初の
Ruka
Ruka
5000字突破しました!
Ruka
Ruka
さぁ次回はあなたちゃん
久しぶりの学校登校です!
Ruka
Ruka
後ここでひとつ質問なのですが、、、
今回の話の及川さんの心情も
読みたい方いらっしゃいます?
及川徹
及川徹
いたらコメントよろしくね〜
Ruka
Ruka
わっ!いつの間に出てきたの?
及川徹
及川徹
ん〜?及川さんの名前が聞こえたから
出てきたよ〜
Ruka
Ruka
岩泉先輩!
及川さん連れて帰ってください!
岩泉一
岩泉一
おい!及川!!
作者にまで迷惑かけんじゃねぇ!
及川徹
及川徹
ぎゃ!岩ちゃん!
戻るから殴んないで!
Ruka
Ruka
岩泉先輩は私にも優しいんですね
嬉しすぎます!
Ruka
Ruka
えーっと、、、
及川さんも言ってた通り
読みたい方がいればコメントください!
Ruka
Ruka
それでは次回もお楽しみください!!!






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