第3話

3話
185
2019/04/09 07:16
今回、人が亡くなるような悲しいシュチュエーションがあります。




あと、今回は長いです!














プルルルルルルルル
シルク(お兄ちゃん)
ん?母さん?
シルク(お兄ちゃん)
もしもし。
??
もしもし。○○病院です。
シルク(お兄ちゃん)
病院!?
病院
○○さんのご家族の方ですか?
(↑苗字)
シルク(お兄ちゃん)
はい。母さんが、どうかしたんですか??
病院
先程、交通事故にあわれて運ばれてきました。
シルク(お兄ちゃん)
えっ……交通事故?……
病院
今から、病院に来て頂くことはできますか??
シルク(お兄ちゃん)
はい。今すぐ行きます!
病院
お願いします(ガチャ)
シルク(お兄ちゃん)
急がねぇと。
シルク(お兄ちゃん)
待って。あなたどうしよう。
マサイに頼むか……


プルルルルルルルル

マサイ
もしもし?どうした?
シルク(お兄ちゃん)
ごめんけど、今すぐ俺の部屋来れる??
マサイ
了解。



ピーンポーン



ガチャ


シルク(お兄ちゃん)
急にわりぃ
マサイ
おう。どうした?
シルク(お兄ちゃん)
母さんが交通事故で、病院に運ばれた。
マサイ
はぁ!
シルク(お兄ちゃん)
だから、俺病院行くから
あなたと一緒に家に家にいてくんない?
マサイ
連れて行かなくていいのかよ。
シルク(お兄ちゃん)
いい。
シルク(お兄ちゃん)
昨日の夜色々あったから、疲れてると思う。
起きたら連れてきてほしい。
マサイ
分かった。
シルク(お兄ちゃん)
じゃあ
マサイ
おう。何かあったら連絡しろよ。
シルク(お兄ちゃん)
おう












ー病院ー










シルク(お兄ちゃん)
先生!母さんは!?
医者
頭を強く撃っていて危険な状態です。
全力を尽くします。
シルク(お兄ちゃん)
お願いします。



(シルクside)

なんで……

なんでだよ!

なんで、交通事故なんか……












ー家ー






(マサイ独り言)
マサイ
ほんとにいいのか?
起こさなくて。
マサイ
いや、やっぱ起こそう。
あなた

お兄ちゃ〜ん?なんでそんなおっきい声で独り言、言ってんの?

マサイ
うわっ
ちょうどよく起きてきた。
あなた

えぇ!?

あなた

マサイさん?お兄ちゃんは?

マサイ
今から言うこと落ち着いて聞いてね?
あなた

はい。

マサイ
あなたちゃんのお母さんが、交通事故にあって病院に運ばれたらしい。
それで、シルクは病院に行った。
あなた

え?……交通事故?……

マサイ
うん。
あなた

お母さんが?……

マサイ
うん。
あなた

お母さんは、大丈夫なの??

マサイ
分からない。
あなた

マサイさん!病院つれて行ってください!!

マサイ
うん。そのつもりだった。
マサイ
急ごう。
あなた

はい!









ー病院ー









あなた

お兄ちゃん!!

シルク(お兄ちゃん)
あなた!
あなた

お母さんは??

シルク(お兄ちゃん)
手術受けてる。
あなた

助かるよね??

シルク(お兄ちゃん)
分からない。
あなた

そんな……

医者
○○さん。
(↑苗字)
シルク(お兄ちゃん)
先生!母さんは?
医者
残念ですが……
我々も、全力を尽くしましたが、
出血が止まらず、亡くなりました。
シルク(お兄ちゃん)
そんな……
あなた

なんで……なんで!!お母さん!!




(シルク、あなた泣く)







(マサイside)

俺、どうすればいいんだろ……

ンダホに連絡するか……






(声の聞こえない所に移動する)





マサイ
もしもし、ンダホ?
ンダホ
おう!どした?
マサイ
シルクとあなたちゃんのお母さんが亡くなった。
ンダホ
は?マジで?……
マサイ
ああ。
マサイ
○○病院まで迎え来てもらえるか?
ンダホ
おう。分かった。




(マサイside)

シルクとあなたちゃんが泣いてる。

俺はどうしたらいいんだろう。

何か声をかけた方がいいのか?
でも、なんて声をかければいいんだよ。

分かんねえ。







ー数分後ー




ンダホ
マサイ!!
マサイ
ダホ。
ンダホ
おう。
ンダホ
シルク……あなたちゃん……





ンダホはシルクとあなたの間に座り
背中をさすった。









(マサイside)

ダホはすげぇな。

すぐ行動できて。




ンダホ
シルク、病院にずっと居るわけには行かないから
とりあえず今日は帰ろうか。
シルク(お兄ちゃん)
(頷く)
ンダホ
あなたちゃんも行こっ
あなた

はい……






車に乗るとシルクとあなたはすぐに眠った。







ンダホ
疲れただろうな。すぐ寝ちゃったよ。
マサイ
だな。
マサイ
ダホはさ、すげぇよな。
ンダホ
えっ?何が?
マサイ
だって泣いてるシルクとあなたちゃん見て
すぐ、背中さすってあげたりしてたじゃん。
ンダホ
あーまあな。
マサイ
俺なんて「どうしたらいいんだろう。」って
全然行動におこせなくて。
マサイ
ダメだよな。俺。
ンダホ
そんな事ないよ。
ンダホ
俺は、普段から結構何も考えず行動する事が多いから。
いいこともあるけど
逆に、傷つけてしまうこともある。
マサイ
そうなんだ。
ンダホ
おう。だから、マサイ。
あんまり自分の事追い詰めんなよ!
マサイ
そうだな!
マサイ
ありがとう。ダホ!
ンダホ
おう!…///
ンダホ
俺らが暗い顔してたら、あいつら元気になんねぇから
できるだけ、明るくな!
マサイ
おう!!
ンダホ
シ━━━ッd((ˊ皿ˋ ;)
マサイ
あっ‪w
ンダホ
よし!
マサイ
シルク、あなたちゃんついたよ〜
ンダホ
お〜い。起きて〜
シルク(お兄ちゃん)
んん……
ンダホ
ついたよ!大丈夫?
シルク(お兄ちゃん)
おう。ありがと。
シルク(お兄ちゃん)
あなた起きて
あなた

ん……

シルク(お兄ちゃん)
ついたよ
あなた

うん

シルク(お兄ちゃん)
マサイ、ダホありがとう
マサイ
おう。
ンダホ
おう!
シルク(お兄ちゃん)
じゃ
マサイ
シッ……シルク!!
シルク(お兄ちゃん)
ん?
マサイ
何かあったら連絡しろよ!
シルク(お兄ちゃん)
おう!ありがとう!
シルク(お兄ちゃん)
じゃあな。
あなた

ありがとうございました

ンダホ
うん!あなたちゃんも何かあったら言うんだよ!?
あなた

はい

あなた

では

ンダホ
バイバイ✋
マサイ







ーシルク宅ー







シルク(お兄ちゃん)
はぁ……今日は寝よう。
明日から色々忙しくなる。
あなた

そうだね。

シルク(お兄ちゃん)
おやすみ。
あなた

おやすみ。








(あなたside)


眠れないな……


お母さんほんとにいなくなったの?……
信じられない。

これからどうなっちゃうの?……











(ガチャ)

(シルクが部屋から出ていく。)





(あなたside)

ん?

お兄ちゃん?

どうしたんだろ?……











部屋を出るとお風呂場から
泣いている声が聞こえた。







(あなたside)

お兄ちゃんが泣いてる……


そうだよね……


辛いよね……


悲しいよね……
あなた

お兄ちゃん。大丈夫?……

シルク(お兄ちゃん)
ビクッ)あなた!起きてたの?
あなた

うん。大丈夫?

シルク(お兄ちゃん)
大丈夫だよ。
ごめんな。心配かけて。
あなた

ううん。いいんだよ。
無理しなくても。

シルク(お兄ちゃん)
そうだな。ありがとう。
あなたも、無理すんなよ?
あなた

うん。

シルク(お兄ちゃん)
よし、寝よ
あなた

はーい




(シルクside)


あなたがいてよかった……

ありがとう。

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