ロボロ
なーんてな
ロボロ
嘘や嘘
ロボロ
男やって分かっとるわ
あなた
…やめてくださいそういうの
正直なことを言うと焦った。女だと知られればどんな仕打ちに会うか想像したくもないし
ヴァンパイアということがバレるのもあまり考えたくない
バレた時。この人たちはきっと刃を向ける
それを考えるとバレそうになった瞬間にゾム達の国からは逃げ出さないといけない
そして逃げ出した後に、ゾムの言っていた国へ行こう
トントン
まぁ、もうそろそろ着くし静かにしとこか
あなた
え?もうですか?
ゾム
近いって言うたやん
ロボロ
まぁこの距離やとそりゃ驚くわな
鬱先生
でもめっちゃ良くない?
ゾム
それな
と、話している間にもう馬車は止まっていて
どうやら着いたらしい
ゾム
じゃあ俺が案内したるわ!
あなた
ちょっ、引っ張らないでくださi
ロボロ
あーあ。連れてかれた
ロボロ
俺も案内したかったのに
トントン
とりあえず先にグルさんのところ行ってくれたらええんやけどなぁ
鬱先生
ゾムはそう簡単に行かんやろ?
鬱先生
先に色んなところ行ってからのみんなに紹介やろ
ロボロ
せやろなぁ
トントン
じゃああなたのニックネームの荷物下ろして仮の部屋運んどくか
鬱先生
そやね
鬱先生
出番やぞロボロ
鬱先生
お前の筋肉見せたれ
ロボロ
お?言ったな?
ロボロ
これくらい簡単にって…お前がやりたないだけやろ
鬱先生
アッハハハハハハハwwwwww
トントン
バレたからって笑っとんちゃうぞ鬱
ロボロ
とりあえず運ぼか…
どれくらい城を駆け回っただろうか。もう覚えていないがとりあえず疲れた。
あなた
ゾム!!!
あなた
もう足痛いからやめてください
ゾム
お?呼び捨てしたと思ったら敬語やないか
ゾム
名前呼び捨てにするんやったら敬語外せや!!
あなた
じゃあ呼び捨てするのやめますんで
ゾム
………………
あなた
頬を膨らませても外しません
ゾム
チェッ!!
ゾム
それがこれから仲間になるやつの言う言葉かぁ?
あなた
はい
ゾム
もうちょっと心開いてくれたってええやん
あなた
それでも。です
あなた
親しき仲にも礼儀あり
あなた
まぁ親しくもそんなに無いですけどね
ゾム
…連れてこられたばっかのショッピくん思い出すわぁ…あなたのニックネーム見てたら
あなた
ショッピ…くん?
ゾム
まぁそろそろ城案内はやめて紹介しに行くか
こんなに心が読み取りやすい人初めて見たかもしれない。なんて思ったのは喉の奥底に閉じ込めておこう
そちらの方が都合がいい
ゾム
っと、言うことで
ゾム
こちらショッピくん
ショッピ
どうもっす
ゾム
で、こっちは新しく入るあなたのニックネーム
あなた
どうもです
ショッピ
まぁ仲間になるんやったら知っといても
いいと思うんでわいの名前は『塩戸晴』です
あなた
自分はあなたの名字 あなたです
ショッピ
あなたのニックネーム…もいい名前やけどあなたもいい名前っすね
ショッピ
これからよろしくお願いします。
ショッピ
あなたの名字ちゃん…?
ゾム
?!ww
あなた
ッ…!?
続く
いいねして作者を応援しましょう!
第10話 フレンドリー
この小説を読んだ方は、こちらの小説も読んでいます
- ファンタジー
元総統、国に戻りましたが死にそうです。
「うんうん、寂しかったのはわかるよッ…!?」 「でもなんで監禁しようとしてるんだよぉおッ!!」 -元総統、死にそうです- ※nmmn ※ヤンデレ ※二次創作 ※キャラ崩壊 ※ご本人様とは関係ありません。
favorite 15,015grade 3,146update 2024/04/05 - ノンジャンル
こんにちは、自爆テロしに来ました
。
favorite 28,729grade 6,534update 2024/04/02 - ノンジャンル
使い魔が奴隷として扱われるクソみたいな世界の話
イラスト/ノーコピーライトガール様
favorite 41,832grade 7,256update 3日前 - ファンタジー
愛が重い人達に落札されました。
家族に売られた私が行き着いたのはオークション会場だった。 「今宵の目玉は〜ッ…!美しい金髪の女の子ッ!」 「家内にしても良しッ!娘にしても良し!奴隷にしても良し…!」 「入札開始ッ!!」 「250億。」 こうして私は、250億で買われた。 ⚠︎ヤンデレ
favorite 5,008grade 1,210update 2024/04/12 - ノンジャンル
問題児達の家庭教師とか御免です
イラスト/やなぎ様
favorite 51,641grade 8,039update 3日前
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。