僕は最近おかしい。
あなたさんと仲良くなりたい。
そんな強い思いが僕の心を惑わせる。
これが、恋だとも知らずに…
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“あなたさん”
私の名前を呼ぶ声が聞こえてふと廊下を見る
しかしそこには誰もいない
そりゃそーだよね、、。
先輩が、私なんかのところに来てたら周りもザワザワしちゃうわ、、。
そう言うとテツヤ先輩は軽く手を振ってくれた後走って自分の教室へ行ってしまった
テツヤ先輩と火神先輩とお昼、、、
緊張するけど、楽しみ!
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お昼休みが始まるチャイムが鳴った
私はお弁当片手に屋上に向かった
扉を開けると
ザァッと春の気持ち良い風が肌に触れる
そして、目の前にはテツヤ先輩と火神先輩の後ろ姿
自分で言ったくせに少し胸が痛い
僕は最近自分の胸がキュウっと締め付けられることが何度かある。
この気持ちはまだよく分からない
テツヤ先輩と火神先輩と一緒にバスケできるとか、ほんとに楽しみでしょうがないよ〜!!
その後たくさん色んな話をしていた、いつの間にかお昼休みの終了を知らせるチャイムが鳴っていた
私は明日も3人で、お昼を食べれることが楽しみで楽しみでずっとウキウキしていた
気づいたら部活も終了間際。
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俺はさつきのその声を無視してサクサクと歩いていった
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✂︎- - - - - - - -キリトリ- - - - - - - - - - -、
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。