第42話
真実の時間
彩Side
私達は若武の家に着いた
あっ!!!
うん!!
私達が家に入ると………
タッタッタ
流石お医者さんの息子!!
確認が素早いね
~書斎~
あなた………早く起きてね……
元気になってね……
そうよバカ武!そう言おうとしたら……
あ、翼照れてる笑
・・・
あなたSide
椚が丘中学校、3年E組。
そこは、3年生の中でも、成績が良くない児童を集めたところでした。
3年E組の校舎だけが山の中のおんぼろ校舎。全校集会に参加するにも、山を下りて、そこからまた、本校舎に向かわなければなりません。その時、E組のプリントだけが用意されなかったり、E組が笑われものになるのでした
辛い……
消えたい………
そんなことを思う毎日。
そんな中、私達の前に現れたのは
『初めまして、私が月を爆った犯人です、来年には地球も爆る予定です。君たちの担任になったのでどうぞよろしく』
黄色い触手のタコでした
生徒達は思いました
『(まず5・6カ所突っ込ませろ!!)』
そう、私達E組は、その化け物の暗殺を依頼されました。
その報酬は、百億円
その怪物はマッハ20
私達普通の中学生には、殺せるわけがありません。しかもそいつは、普通のナイフや銃は効かず、特別なナイフや銃の弾が必要でした。
それは、国が開発してくれた……
そいつは、私達の教師としてそのE組に居座りました。で、殺せない先生。だから名前が………
その先生は、勉強を教えるのが上手で、
私達E組の生徒を、学校で1番頭のいいクラス、A組と競えるほどまでになりました。
そして……次第に、私達E組の生徒は、殺せんせーを殺したくなくなっていきました。
そして、私達は宇宙に行って、宇宙ステーションをハイジャックして……
そこで、殺せんせーを殺さなくともいずれ穏やかに蒸発して、爆発の可能性は、高くとも1%以下だと分かった。
けど、国は甘くなかった
殺せんせーを殺すために、巨大なレーザーを用意していた。
皆は……受け入れてくれるだろうか……
今まで一緒に居た仲間が殺し屋だったんだ。
きっと……怖がるだろう……
でも……
『自分の道は、自分自身で切り開くもの』
そうだよね。
殺せんせー
『はい、その通りです。貴方の勇気、しっかり見届けましたよ、満点です!』
っ!!
ありがとう……
あとは……
皆の言葉を待つのみだ