第3話
事件の始まりは知っている貴方Side
今日は若武君の家に集合がかかったんだ~♪
楽しみだなぁ……
あ!あれって、彩かな?
うん、完璧彩だ、あの浮かれ方は彩だ
フフッ、彩らしいや
私達は家に着いたら、書斎に案内された
!?その事件って……
駄目だ……平常心……平常心……
…………英雄……ねぇ?
おっと、そうだ、私は一般人と同じ考えでしかない、つまり英雄の事なんて何も知らないんだ……
!!??
何でそれを……まさか、国の情報が漏れて……?
私は落ち着くために、紅茶をのんだ、そして
その紅茶を吹き出した
まさか黒木君が殺せんせーに会ったことがあったなんて……
そう、このさっきっから出ていた怪物というのは、1年ほど前に月を爆破し、私達の担任になった奴のことだ
私達はその怪物を暗殺してくれと頼まれた、賞金は……百億円……
見た目はただの黄色くて触手の生えたタコだった。しかし、奴はマッハ20。本物のナイフや銃は効かないから、国が特別に、奴だけに効く対戦生ナイフと、対戦生の玉をくれた。
そして、殺せない先生だから、その名は〖殺せんせー〗となった
そうだ、問題はそれだよ!
大人げ無いな!あの教師!!
………七鬼君って、時々鋭いところ着いてくるよね……いつもは天然なのに……
いや、見て無くてよかったですよ小塚君、これ以上目撃情報会ったらヤバいし……
ここは、この事件を調査しないように向けさせないとな……
流石にやばいな……てか、彩だけ分かってないみたい……
彩がやっと分かったような顔つきになる
!?うそっ!?
皆……そうなると、私は……皆の……__になることになる………そんなの嫌だ……
それは……除名寸前の立場だった……私は皆の__になるのは嫌だ……裏切るのは嫌だ…、でも、そうしたら……皆と仲間で居られなくなる……
皆……このままだと、もっと雰囲気が悪くなっちゃう……
私はほとんど泣きそうな声だった……
これから、皆のことを裏切るようなことをしなければならない……これから皆の敵になる……
そんな思いと
この場の雰囲気を、悪くさせてしまった罪悪感で
そしてその日は分担が決まると、すぐ解散となった
その後私は、彩と一緒に帰ったが……上手く、笑えていただろうか……
そして家に帰って、私は真っ先に電話をかけた
プルルルル、プルルルル