第8話
あなたSide
～放課後～
さて……いよいよだな……上杉君との調査でヘマしないようにしないと……
ｶﾞﾗｶﾞﾗ
私は歩く足を止めた
てことは……浅野君の家に行くことになる！？
まずいな……ここで浅野君の家に行って、浅野君や、理事長に会ったら、私が椚が丘の生徒だったことがバレるじゃん！？
………そういやカルマって、確か、浅野君と同じで椚が丘高校にそのまま行ったんだよね……じゃあ……！！
どうすれば……
私は走り出した。あいにく上杉君は追いかけてきてない、私は上杉君から少し見える距離に移動した。声は聞こえないほどにだけどね
ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙ、ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙ
私はすぐに電話を切り、急いで上杉君のところへ戻った
て、待って？理事長の家に行くのは変わらないじゃん……
元々知り合いだったことにして………私が帰らない限り浅野君は家に帰らないから、それを伝えてやるしかないかな……？
うわぁ……相変わらずおっきいよね～……
ﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝ
私達はメイドさんに家の中へと案内された、私は……上杉君に少し隠れながら
あーあ、見つかった
上杉君が驚いた顔をしてる
正直に言おう
すっごい面白い！
うん……テレビと同じ情報だ……殺せんせーが怪物って言われてるのは気にくわないけど
早くこの場を去りたい……
そう思っていると……
ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟ
あ、上杉君の腕時計のアラームか……
てことは！？
私達は、浅野理事長の家を後にした
………あー！怖かった……
取り合えずはなんとかなった……もう一安心だn(((
私が振り返ると
そこには浅野君と、「やっちゃった……」って顔のカルマがいた
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