ちょっと嫌がられたかな、
そう尋ねると頷くチョン君
入学式が終わり帰る時間
その間に友達もできた
チョン君に手を振るとぎこちないが返してくれた
可愛い ←
毎日の楽しみが1つ増えた事が嬉しかった
次の日 朝
待ち合わせ場所も決めて 時間も決めた
私は早めに家を出た
チョン君が公園の中で待っていた
よく見るとマスクを外していた
慌ててマスクを付けるチョン君
自分の顔に相当悩んでいるのかな
初めて2人並んで歩く
チョン君は私よりもだいぶ背が高いけど
どこか子供みたい
チョン君の事をもっと知りたい
チョン君ともっと喋りたい
そういう想いが強くなっていった____
NEXT
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。