やっと就職できたこの会社。
デザイン作成をするという夢が叶ったのだ。
凄い嬉しくてワクワクで来たはずが、この自己紹介のせいで私の気持ちがワクワクから緊張に変わった。
1番最初に自己紹介を終えた私。
きっと後の2人はかっこよく自己紹介するんだろうな。…なんて思ってたら2人目の自己紹介が終わっていた。
なんだこの可愛い生き物は…!
最後の自己紹介は、るぅとくんという可愛い男の子だった。
もしかして、私よりも恥ずかしがり屋なのかもしれない。
職場にいる皆さんから拍手が鳴る。
自分も拍手されている1人だと思うとなんだか恥ずかしくなる。
2人のデスクの場所が決まり、2人ともそれぞれ自分のデスクに荷物を置く。
私は、さとみさんという方の隣に座ることになった。
そして目の前が、さくらさん。
るぅとさんは、、
あっちの方の先輩と隣の席みたいだ。
なんだか楽しくなりそう。
(本当はもうちょっとオシャレな職場です。デザインの仕事っていう設定なので、それなりにオシャレな場所だと思うんですよ。←)
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。