第27話

4,895
2021/01/15 13:28
さとみ
さとみ
やっと終わったなー
あなた
あなた
はいっ
ずっと座っていたからか、背中が固まっている。


ぐぅーっと背伸びをすると、体が軽くなった。

さとみさんは、ふふっと笑った。
あなた
あなた
な、なんですか?!
さとみ
さとみ
すごい気持ちよさそうに背伸びするなと思ってw
あなた
あなた
///
さとみ
さとみ
ホテル探さないとな
あなた
あなた
そうですね…っ
ーーー
ここがビジネスホテルってやつ?



思ってたよりオシャレ。
さとみ
さとみ
…部屋、ひとつしか開いてなかった
さとみさんは、鍵を一つだけ手に持っている。

ん? 待てよ。


部屋が……一緒?!



それって色々やばいんじゃ……、
さとみ
さとみ
嫌だった?
あなた
あなた
えっ?!あ、その嫌とかじゃなくて…う、嬉しいです!ってその、変な意味じゃなくて…っ
さとみさんは笑いながら私の頭をぽんぽんと撫でた。
あなた
あなた
(それにしても、部屋がひとつしか空いてないだなんて、人気なホテルなんだろうな)
さとみ
さとみ
(俺、るぅとに怒られるな)
ーーー
あなた
あなた
わぁ…!
さとみ
さとみ
どした?
あなた
あなた
見てください!満月ですよ!
部屋に入って直ぐに目に止まったのは窓の外に見える満月だった。
さとみ
さとみ
綺麗だな
あなた
あなた
はいっ!
振り返ったときに気づいた。




" ダブルベッド "



の存在に。
あなた
あなた
Σ(°Д° (°д° )!
あなた
あなた
(こ、これはやばい…。ダブルベットだなんて…)
あなた
あなた
(どうしようどうしよう)
さとみ
さとみ
うわっ
あなた
あなた
…ど、どうしたんですか?
さとみ
さとみ
グルラの通知がやばい
そう言われて、LINEを開こうとしたとき、" 80 "という数字を見た。


恐る恐る開けてみると、るぅとくんがグルラを荒らしまくっていた。
るぅと
るぅと
📱〜…ちょっと!聞いてますか?
るぅと
るぅと
📱ちゃんとホテルの部屋は別にしたんですよね?
るぅと
るぅと
📱あ、あなた、風邪ひかないようにちゃんとお布団かけて下さいね!
るぅと
るぅと
📱もう!なんで既読付かないんですか!
るぅと
るぅと
📱2人でなにかしてるとか…?
あなた
あなた
(うわぁ)
さとみ
さとみ
(うわぁ)

今日、初めて既読スルーというものをした。

るぅとくんに怒られちゃうだろうか。
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作者
作者
最近あまり更新できなくてすみません…
作者
作者
1日に最低で1話は更新するようにはしています(  '-' )b
作者
作者
テスト終わったらもっと更新できます(謎の宣言)
作者
作者
勉強してくるでござる
さくら
さくら
とか言ってどうせ勉強しないじゃん
ブリ子
ブリ子
そうよそうよ!←便乗
作者
作者
そういうこと言うなって

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