私はグクと別れてから自分の寮へ向かった
案の定周りから色々な悪口が聞こえてきたけど音楽を聴いて気づいてないふりをした
自分の部屋に着くなり、目から水が出てきた
なんで目から水が出てくるんだろ…(泣)
なんで?なんで止まらないの!
ハァハァハァ
リナ…
なんでグクが私の部屋に居んの?
泣くなよ…
泣いてない!これは目にまつ毛が入って痛いだけだから…!
じゃあ目見せろよ
いい!ここから出てって!
それは無理
は?なんで!出てってったら出てって!
俺はリナに謝りに来たんだ…
もういいから!ここから出てってよ…(泣)
グクがリナを温かく包み込むように抱きしめる
っ…
リナ…ほんとにごめん…寂しい思いさせたよな…ごめん…
グクのシャツにリナの涙が零れる
グクもう大丈夫だから…私もごめんね…きついこと言って…でもグクのこともう傷つけたくないし、私は1人でも大丈夫だからもう私に関わらないで…
お願い…
っ…そんなこと出来るわけねぇだろ!
え…?
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