今日はテオくんとじんたんが2人で動画撮ってる。
私はそれを見学。
でもテオくんはこっちを見てくれない。
見たとこはカットすればいいだけの話だし。
私のこと嫌いなのかな…。
私といるより楽しそう。
まぁ、愛方だから別にいいし?
まぁ、ホモだとしたらしょうがないことだし?
朝のことを思い出すと顔が真っ赤になるけど、現実は。
2人とも仲良くて私のことなんか頭の隅っこにもない感じ。
私は楽しんでる2人を撮影部屋においてじんたんの部屋に行った。
そして撮影。
なんだろ。
撮影してる時も君のことばかりで。
寂しいんだ。
撮影が終わり、スカイピースの撮影場所に戻る。
2人はまだ楽しそうに撮影を続けていた。
やっと撮影が終わったみたい。
私はテオくんのとこへすぐ駆け込んだ。
テオくんが私を抱きながら頭を撫でてくれる。
まぁ、いっか!
テオくんがそばにいれば私は幸せだし。
テオくん、大好きです。
ずっと。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。