南無....実に綺麗だ。心が洗われる。

ああ、私は実際に月を見ることはできないが月の光を感じることはできる。それにここは静かで落ち着くからな。あまり知られていない穴場なんだ。あなたも、いつでも来るといい。

！！

まるで気配がしなかったな。強者か、巧妙な血鬼術を使うものかもしれない。子供とて気を抜いてはダメだぞ。

岩の呼吸 弐の型、天面砕き！

強くはなかったみたいだな.....。あなた、無事か？

！！！

胡蝶ー、薬くれ。

あら、宇髄さんもいらしたんですね。

なんだ、お前らもいたのか。

俺は怪我をしたから薬を貰いに来ただけだ。

私たちもよ！ね、伊黒さん！

俺は甘露寺の付き添いだ。

僕はとくに用事は...。なんとなく前を通ったので。

胡蝶はいるだろうか。

あら、悲鳴嶼さんまで。今日はよく来ますねぇ。怪我ですか？

怪我ではない。妙な血鬼術にかかってしまったようだ。

まぁっ、どうぞこちら来てください！すぐに診察を....。

いや、私ではなく....。

あなたさん！？どうしたんですかその耳は！

お、あなたも来たのか。ってなんだそれ！？猫の耳か！？

あなた....もう私の後ろに隠れても意味はないと思うぞ。

あなたちゃん！？とっても可愛いわ〜！！♡

(甘露寺が可愛い....。)随分ふざけた血鬼術だな。

おっ、ちゃんと感覚あるんだな

(ニヤッ)なんだ？くすぐってぇのか？

(...？これは....)

！！！す、すまない。

どうした？....なんだ尻尾まで付いてんのか！ほんとに猫みたいだな！

冨岡、宇髄、あまりあなたをいじめてはダメだ。猫は尻尾が敏感なんだ。

そう言われると余計触りたくなっちまうんだよな〜

痛っ！

いい加減にして宇髄さん。あなたをいじめないで。

(無一郎くん怒ってる？男らしくて素敵！♡)

それにしても困りましたねぇ。これといった薬もないですし....。とりあえず今夜はここに泊まりますか？何か変化があるかもしれないですし。

ダメ。こんなところにいたら誰が来るかわからないしまたいじめられるかもしれない。今日は僕の家に来てもらうから。

それでは僕は帰ります。行こう、あなた。

....いいのか？胡蝶

まあ、大丈夫でしょう。私は治す方法を調べてみます。

うん。じゃあこっちきて。

何って、もう寝るでしょ？

なんでって....

こういうことするから、でしょ

言ってないからね。

ふぅん...じゃあこっちはどう？(スッ)

へ〜、何がダメなの？(ｽﾘｽﾘ)

じゃあ気持ちよくしてあげる。知ってた？猫の性感帯って尻尾の付け根なんだって。

聞こえない。(ｻﾜッ)

気持ちよすぎて声も出なかった？

何その顔.....。誘ってるの？

あなた、僕のことまだ子供だと思ってるでしょ？

たしかに悲鳴嶼さんや宇髄さんに比べたらまだまだ子供かもしれないけどさ、僕だって男なんだよ？

！....そっか、嬉しい。じゃあもっとしてもいいよね？(チュッ)

あなたが可愛すぎるのが悪いんだよ。
今夜は寝かせられそうにないから。

んん....どうしたの、あなた。

なぁんだ、残念。.....ところで服、すごいことになってるよ。また誘ってるの？

ん？何？どうして僕のせいなの？僕がなにをしたんだっけ？(ニヤニヤ)

ふぅん....。別に忘れてもいいよ、また思い出させてあげるから。

(クスッ)ほんといちいち可愛いよね。

そうだね。
(続きは柱合会議が終わってから、ね....)

閲覧ありがとうございます！
ご都合血鬼術、ずっと書いてみたかったので挑戦できて嬉しいです( ´︶`)
昨晩、2人があの後何をしていたのかはご想像におまかせします....♪