第2話

🐉
739
2018/06/25 00:55
「こんにちは!あなたさん!」
私の今の脳内は…
しっぽ?現実?コスプレイヤー?タキシード?DRAGON?角ある  男の子?げんじつ?
どっかの執事さん?
とにかくごちゃまぜ
結果、夢だと思った
あなた

こんにちは((( ;゚Д゚)))

「お邪魔してもよろしいでしょうか〜」
あなた

ああ、どうぞ〜
中へ…

_____________________________________________
私は小林あなた
あなた

昨日会って、この家で暮らしていいと言われた?
えっとジュンさんに私が言った?

このドラゴンはジュン
ジュン
ジュン
はい!
あなた

あのー、どこかで会った?

ジュン
ジュン
山です!
あなた

山?

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記憶たどってます
「あははは  あははは」

日本酒持って歩いてます

もちろん酔ってます
山…山に…
「ヒック   あ?」
ドラゴン?
それからー…えーっと…
「私のとこ   来る?」
------------------------------------------------------------
あなた

((( ;゚Д゚)))

あなた

うぉぉおおおおお(小声)

ジュン
ジュン
あの暖かい言葉…忘れません!
ジュン
ジュン
さっそく、今日から執事として働かせてください!
あなた

それはだめだよ

ジュン
ジュン
え?
あなた

ドラゴンだかなんだか知らんが、
私は人をやとうつもりはないよ

ジュンさんは顔を真っ青にした
ジュン
ジュン
ほ…報酬はいりません!!
あなた

いや…そういう問題ではなく…

ジュン
ジュン
僕!役に立ちますよ!!
ジュン
ジュン
ここ一体を火の海にしたり
呪殺したりできます!
あなた

いらんいらんいらん!!汗

あなた

つか、なんで執事??

ジュン
ジュン
あなたさんが執事が良いって…!
あなた

私が?

カレンダーを見てみた。
もちろん、執事の絵が書いてあります
あなた

ああ、そうかー…

あなた

守れない約束してしまってすまなかった

あなた

だけど…わかってほしいんだ。
無理なものは無理

ジュン
ジュン
ジュン
ジュン
どうしても…ダメですか…?
あなた

うん…ごめん…

ジュン
ジュン
…わかりました〜
ジュン
ジュン
こちらこそ、急に押しかけてすみませんでした
すると、椅子からたって玄関へ歩いていった
彼のほうを
見るとジュンさんの目から涙が出ていた
あなた

あっ…((ボソッ…

罪悪感が消えない
夢じゃ…ない?
夢じゃ…なかったら…
時計を見たら8:50

始業の時間9:00
あなた

遅刻!?!?

あなた

ジュン!!!

ジュン
ジュン
…?
振り向いた瞬間
おもむろに手を握ってしまった
あなた

飛べる!?

するとジュンの顔が一気に笑顔になった
ジュン
ジュン
(*'▽'*)
_____________________________________________
あなた

うわあ あ あ あ あ あ あ あ

あなた

ぎゃあああああああああ

あなた

すっげえええええ早えええええええ

ジュン
ジュン
え?なんです?
あなた

クソ早ええええええええ

そう、今ジュンの背中の上です。
もちろんドラゴンになったほうのね。
あなた

…やとうか

ジュン
ジュン
ほんとですか!?
あなた

聞こえてるんか

明日から2人というなら
それでもいいかも
そう思っ
ビクッ
これっ…腰にくるなー…
腰に激痛が!

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