4月。
高校の入学式。
あなたの目指していた
高校に無事入学することができた。
あなたは今から高校生活を送る
この高校の門の前で深い深呼吸をした。
【どすっ!】
息を吐こうとした時。
誰かがぶつかってきた。
あなたより少し背の高い男。
でも、かっこいい顔してる。
せっかくの初日から感じ悪い。
すると、
さっきの人よりずいぶんと
背の高い男。
整ってる顔だな。
あなたは初めて話すのに
自然に話してくる男にびっくりしている。
胸のバッチは1年生の…
同い年なんだ!
なんか、初日から心配になってきた。
ちゃんとやっていけるかな。
そんな高校生活の始まり─────。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。