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第6話

救助
そこにいたのは、天井からぶら下がっている母さんだった。
目は上を向き。涎をたらして、ゆらゆら揺れていた。
蓮
おえっ…!
とてつもない匂いだった。吐き気がした。
母さんに話しかけても返事はなかった。
当然だが死んでいた。認めたくなかった。
いつも殴られてばっかりだったが、やはり母さんは母さんなので少しは悲しい気持ちはあった。
でもそれより恐怖感のほうが強かった。
俺はその光景が忘れられなくなった。
いわゆるトラウマというやつだろう。
俺はそのまま母さんの隣にずっといた。父さんは帰ってこない。
ずっとずっと母さんの隣にいた。
気がつけばもう真夜中だ。


そういえばおじいさんと約束をしていた…!
思い出した俺は力が入らない足を懸命に動かしてベランダに行った。
司令
司令
お!お主!遅かったのう!殺されてしまったかと思ったわい。
蓮
ごっごめんなさい!
司令
司令
いいんじゃいいんじゃ。それじゃあ行くとしますかのう。
おじいさんはそう言うと昨日と同じように俺の前へ現れた。
司令
司令
なんじゃその目は?!?!
おじいさんの目は俺の左目を見ている。
蓮
父さんに刺されちゃって…。
司令
司令
はよ病院へ行かねば!ほら!行くぞ!
俺はおじいさんに抱っこされそのままびょういんという所へ連れて行かれた。