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第4話

孤独
蓮
くしゅんっ!
寒い。風邪をひいたかもしれない。
でもこのままここにいてもいいかもしれない。
このままいなくなりたい。
家に入るのは怖い。けれど父さんと母さんに会いたい。でもまた殴られる。


俺は情緒不安定になり声を出して泣いていた。
寒い。怖い。寂しい。助けて。
司令
司令
おい。そこに誰かいるのか?
蓮
声をかけられた。外の人から声をかけられるのは初めてだ。
司令
司令
雨は降っておるし、もう夜じゃ。家の中に入れ。
蓮
えっと…その…。
司令
司令
なんじゃ?入れないのか?
蓮
…はい。
司令
司令
何か訳ありのようじゃな。そこで待っておれ坊主。
男の人はそう言うと同時に2階にいるはずの俺のところに簡単に行きついた。
蓮
わっ…!
歳も結構いってるようにみえるけど、とても身軽に体を動かして俺の前に現れた。
司令
司令
お主傷だらけじゃないか。誰にやられたんだ?
蓮
えっと....母さんと父さんです…。
司令
司令
ふむ…虐待か…(ボソッ
何やらおじいさんは一人でぶつぶつと独り言を始めた。
司令
司令
証拠がなければな…。でも…このままだと殺されるかもな…
蓮
あの…俺何か迷惑かけてしまいましたか?
司令
司令
んっ?ああいや、そうだのう。また明日この時間にここに来られるかい?
そうしたらおじちゃんが助けてあげるぞい。
助け…?この人が助けてくれるのか?
でも体目当てかもしれない。怖い。
けれどここで断ったら何かいけないような気がする。
俺はすぐさま返事をした。