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俺の名前は日向創だ。
見た目はただの高校生。いや、中身もそうだ。そんな俺が希望ヶ峰学園学園へ入学することになったのはとある事情があった。それはまあ…後で話すとしよう。
そうして俺はこの学園へ一歩を踏み出し…
踏み出し、踏みだシ
フミダし踏み■d○※
とずっとずっと今まで俺俺は自覚せざる得ないほどの無個性で恥ずかしくなるほど画一的でだからこそ希望を
才能に■個性に憧れたPかもしれな■けどようやく俺はずっと●D頑張ってその夢がKでようやく叶っ〜+いd
✡
もしもこれがフィクションなら
あなたはどうしますか
才能なんてなくてもよかった。
自分自身を信じることが大切だった。
そう教えてくれたのは大事なやつだった。もう一度奇跡が起きて会うことができたとき、あいつにそう教えてもらえた。
俺達は才能に縛られていた。いや、才能をもって生まれた人間も、そうでない人間も全員そうなのかもしれない。
七海が言っていたことだ。「才能があるということはそれに縛られるということ」
才能のない方が何にでもなれる。
だが俺はそれに気づく前に、才能を人工的に手に入れることができるプロジェクトの被験者となった。
そのプロジェクトの名前は「カムクライズルプロジェクト」
希望ヶ峰学園創立者の神座出流の名前をとった極秘プロジェクトだ。すべての才能を手にする「超高校級の希望」と呼ばれる存在を作ろうというものだった。
才能を取得するために邪魔な思考思想感情は全て消され、新たにカムクライズルという人間に生まれ変わる。
それまでの元々の記憶も全て消される。
俺はそのプロジェクトに選ばれたのだった。「誰よりも希望ヶ峰学園に憧れていたから」
初めはもちろん戸惑った。しかし、もしも凡人から変われるとしたら。
俺が希望のような存在に成れるのだとしたら。
どんなに努力しても手に入らなかった才能を手に入れることができるのだとしたら。
そして、今のままなら何もできないとしても何か大事なものを守る為に、それに誇れる自分に成れるのだとしたら。
それが俺がカムクライズルプロジェクトを引き受けた理由であった。
それなのに。
それなのにそれなのにそれなのにそれなのにそれなのにそれなのにそれなのにそれなのにそれなのにそれなのにそれなのにそれなのにそれなのにそれなのにそれなのにそれなのにそれなのにそれなのにそれなのに俺は俺のせいで七海千秋をコ■シ※a○いつの友人達を巻き込ん■巻きd○で巻き込んで巻き込んで巻き込んで巻※pで巻き込んで巻き込んで巻き込んで巻き込んで巻き込んで巻き込んで
もしこれがフィクションなら。
このことは全て消えて、七海千秋は一回も死ぬことなく、皆も絶望に堕ちることはなかったのだろうか。
いや、存在しなかった。
それなら。
それならあいつが俺に教えてくれたことは。
狛枝や左右田や田中や花村や十神や弐大や九頭龍や終里やソニアや西園寺や罪木や小泉や澪田や辺古山や、七海が繋げてきた絆は
全部虚無。
未来なんてなかった。
過去も今も存在しないから
なぁ、お前はこのことも予想できていたのかな。
ツマラナイ
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。