第29話

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2018/12/01 04:36
*°過去の話*°


それから、2日後。

カナタくんに、
突然、わたしは呼び出された。

サリナには、絶対に内緒にしてほしい、

大事な相談があるとーー。
カナタ
実は、、俺。。

した事ないんだ。
キラちゃん
え?何を?
カナタ
キス以上のこと、、、。
キラちゃん
え、、。

そうなんだ。
カナタ
恥ずかしいんだよ。

出来ないんだ。

サリナと、上手く。。
キラちゃん
、、、。

そんなこと、

わたしにいわれても

どうしようも、、、。
カナタくんは、
サプライズパーティのあと、
サリナとそういう雰囲気になった時も、

寸前で、、

失敗したというか、

終わりまですることが

出来なかったらしい。

それは、そのときだけではなく、、。
カナタ
緊張するというか、

不安ていうか、

サリナのことが好きで
大事すぎて。
俯いているカナタくんの頭のてっぺん。

愛おしい。

そうおもっていた。


ずっと見ないようにしてきた。

隠してきた自分の気持ちが

溢れてくる気がした。
キラちゃん
わたしに何をしろ?っていうの?
カナタ
ごめ、、ん。いや、こんな話。
わたしはキスをした。

まずカナタくんの頬に。


驚いて目をまんまるにして

動けなくなっている彼に

更に。。

唇に。
キラちゃん
いいよ、練習しよう。

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