第30話

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2018/12/01 04:44
*°過去の話*°
キラちゃん
あ、、あぁ。

あん。

やめ、やめて。
カナタ
気持ちイイくせに。
キラちゃん
いや、いやぁ。。
カナタ
じゃあ、やめる?
キラちゃん
だめ、、。


もっと。

もっと。
カナタ
もっと、、なに?
キラちゃん
もっと、、もっと、、、。


シテ。
わたしたちは、

あの日から、

セフレになった。


身体だけの関係。


わたしたちは、カラダだけで

繋がり、

カラダだけだからこそ、

その快感に溺れ、

その沼にハマリこんでいく。
カナタ
もう、本当に


これで


終わりに、、しよう。
キラちゃん
うん。

もうやめよう。
そう言いながらも

わたしたちは、

「覚えたての快感」から、

抜け出せずにいた。


好きじゃないからこそ

遠慮無しに

ぶつけ合えるカラダ。

カナタ
だから、最後にもう1回。
キラちゃん
ねぇ、、、。

私と同じように


サリナも抱くの?

抱いたの?

うまくいってるの?
カナタ
五月蝿いよ。


集中して。

わたしたちは、

なかなか離られずにいた。
週に、3度、いや、4度は会うようになり

その度に隠れて

コソコソと


色んな場所で身体を重ねた。

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