※フレント目線
〜
ここ連日ずっと
もちさんはねぎさんに電話してる
でもねぎさんも暇なわけじゃないんで出られるのは5回に1回程度
それも多分数十秒
今さっきの会話は
ね『なに?』
も「あ、ねぎー!俺ん家来ない?それか俺行っていい⁉︎」
ね『だめ、あおちゃん来るし、それに編集があるから無理』
も「あおちゃんばっか!俺より絶サンが大事なのかよぉ!」
ね『はぁ?あのね、俺はもちも、あるよにも、絶サンも全部同じくらいなの、もちの勝手な匙加減で大事にしてるしてない決めないで、それじゃ』
も「あ、ちょっと!……切られた」
ねぎさんにもちさんがあしらわれて終了
まぁほとんどこんな感じなんだけど
も「エヴァくーん、ねぎが優しくないんだよー!」
ネコに話しかけてる…
もうほんとヤバいなぁ…
そう思ってパソコンに向かい編集を進めてると
LINEの通知が鳴った
(チハヤかな…?…………ねぎさんだ)
なんともまぁバカップルだこと
もちさんはエヴァくんと遊んでるって伝えたら
安心してくれたみたい
…それ撮影に支障でないかなぁ?
まぁよしとしましょう
〜
も「今日は撮影♪今日は撮影♪」
朝からテンションたっか
「もちさんもちさん、ねぎさん早めにくるって」
も「マージで⁉︎早く準備しよ」
準備することないじゃんよ!!!!
〜
ピンポーン
早い、どっちだ?
「はーい」
チ「おはよーフレント」
「あ、チハヤおはよ、早いね」
チ「まぁ朝から撮影でそのあとぷよぷよやらテトリスやらするでしょ?なら家でだらだらしてないで行こうと思ってさ」
も「フレントー!ねぎ⁉︎」
「もちさん残念、チハヤくんでーす」
チ「なに約束してんの?」
「さぁ?」
も「ちっ」
チ「あからさますぎて聞こえてますけど??」
ねぎさん早く来て…
ピンポーン
キタ───( °∀° )────‼︎
もちさんが電光石火の勢いで飛び出して行った
チ「え、キッショ」
「本音漏れてるよチハヤ」
も「フレントー」
「はい?」
も(ちょっとチハヤ連れてコンビニでも行ってて)
ね「なにもち、フレントになに言ったの」
も「なんでもないー♪」
「…はぁ、チハヤ、お菓子と飲み物買いに行こう」
チ「うぇ?飲み物俺あるよ?」
「お菓子買おうお菓子!もちさんのポケットマネーで」
チ「あ、なら行く」
チハヤがさっと靴を履いて先に出た
もちさんがこっち見てペコペコしてる
倍にして返してもらわなきゃ
〜
チ(バレバレなんだよなぁ、よくねぎさんは気づかないなぁ)
「行こーチハヤ」
チ「おけ、なに買おうか」
「しょっぱいのと甘いの欲しいよね」
〜
ね「おいまさかお前…フレントとチハヤ追い出した意味って…」
も「1回戦くらいならできるっしょ」
ね「なっ⁉︎ばかじゃねーの⁈ちょっ、まって(ry
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!