第19話

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2019/08/16 08:25
「あ、岩泉!」

「わりぃちょっと遅れたか」

「いや、こっちこそ急に呼び出して悪いな」

「澤村が呼び出すとか珍しいな」

「ちょっと言っとかなきゃいけないことがあって」

「?おう」

「どっか移動しようか」

「そうだな」





「単刀直入に言うと、あなたに子供がいる」

「あの、あなたに!!」

「1年前にあなたが及川にレイプされたこと覚えてるよな。その時にできた子」

「あの時に....連絡取れなくなってるとは思ってたけど....」

「あなたは及川に子供の存在言わないって言ってる。まあ、だいぶ有名になってきてるし...」

「俺も言わないことには賛成だ。あの時の事はほんとに辛かったと思うし」

「蒼葉ちゃん、あ、娘ちゃんが3歳になったら烏野に戻ってきてもいいって言ってる。岩泉はあなたと仲良かったし、言っといた方がいいかと思って」

「ああ、教えてくれてありがとう。なるべく及川には知られないようにはするし、会えないようにはする。」

「お願いします。あと、俺、あなたと付き合ってるので、もし見られたら俺の子供だって言ってくれ。まあ最終手段なんだけど笑」

「わかった。今日はありがとう」

「こっちこそありがとう」

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「はい、橋本です」

「もしもしあなたちゃん?菅原です」

「ああ、菅原さん!お久しぶりです。」

「どうしてるかなって電話してみたんだけど、今大丈夫?」

「蒼葉がさっきちょうど寝たので大丈夫ですよ」

「ナイスタイミング!」

「蒼葉がなにか察知したのかもしれませんね笑」

「そうかもしれないな笑笑。そういえば大地と連絡とってるんだってな。」

「はい。大地さんいいひとすぎるんです。というか菅原さんと清水先輩と付き合ってるの知らなかったです!」

「大地から聞いた?別に隠してたわけでは無いけど、言うタイミング無くってさ笑」

「ほんとに衝撃でした...」

「そんなに笑笑」

「はい。そういえば大地さんに天然認定されたんですけど...」

「俺もそれは認定するわw」

「私天然じゃないです!」

「そういう人は天然なんだべ笑」

「もう!私は認めませんから!」

「大地にも報告しとくわ」

「お願いします笑」

「今日はいきなり電話かけてごめんな」

「いえいえちょうど暇だったので話せて良かったです!」

「またいきなり電話かけるかもだけどよろしく」

「こちらこそ!ではまた。」

「おうじゃーな!」

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