「大地ー!」
「おー、スガどうした!?元気だな(笑)」
「さっき月島が来て、家の事情で部活休むって」
「了解!」
「あれ、旭は?」
「あの髭まだどれにするか悩んでたから置いてきた。」
「あんまし可哀想なことすんなよ〜!」
「お前だっていつもしてるくせに(笑)」
「俺はいいの!」
「なんだそりゃ(笑)」
青葉城西side
「クソ川、お前があなたに何したかわかってんのか!?今まで一緒にバレーしきて、おまえがそんな奴だと思わんかったべや」
「俺が今なんと言おうと言い訳にしかならないのは分かってるしどれだけあなたちゃんに怖い思いさせたんだろうって思ってる」
「お前、一週間部活来んな。」
「なんで!大会前なのに!」
「大会前にやらかしたのはお前だべ。月島が、とりあえず被害届はださねぇって言ったから今無事なのであってお前本当ならバレー出来ねぇからな」
「..............」
「1週間で済んだのがマシだと思え。あと、あなたの為にもこのことは他言すんなよ」
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!