第15話

じゅういちわ!
1,062
2020/02/04 09:33
笹木 陽愛
笹木 陽愛
善逸、行くよ
我妻 善逸
我妻 善逸
死にたくないよォォォォ!!!
山で炭治郎と伊之助、美和とはぐれ、善逸と2人で行動していたときだった。
美味そうなガキ2人...!
運悪く鬼と遭遇してしまった。
笹木 陽愛
笹木 陽愛
ガキじゃないし!!
相手は妙にでかく、その鬼曰く人60人は軽く食べている、との事。
我妻 善逸
我妻 善逸
ビィァァァァ
善逸も善逸でパニック状態。
どっちから喰われる?この俺に!
...善逸は殺させない。
笹木 陽愛
笹木 陽愛
それじゃあ、私と遊ぼう
...いいねェ、いいねェ!命知らずで...!
鬼からはたくさんの腕が出ていた。
それに加えて太い針のようなものまで私たち目掛けて飛ばしてくる。
善逸はそれを泣きながら避けている。
もう本当に可愛い。(((唐突
...でも、針も迫ってくる手も避けながらあの頑丈そうな頸を斬るとか、この私にできるだろうか...
笹木 陽愛
笹木 陽愛
わっ...!
ニヒヒ
そんな時、鬼の腕を切ったときの血溜に足をとられてしまった。
我妻 善逸
我妻 善逸
陽愛ッ...!
私の名前を呼ぶ善逸を尻目に私の体は倒れていく。
簡単には殺さねぇぜ
鬼はニヤニヤと笑いながらそう言うと、私に向かって針を飛ばした。
笹木 陽愛
笹木 陽愛
...!
間一髪身を捩って避け、その太い針が私の足を砕くのを阻止することが出来た。
チッ...すばしっこい奴め
笹木 陽愛
笹木 陽愛
いっ...た、
少し掠っただけだと思ったのに傷は深かったようで、ドクドク血が止まらない。
鬼の手が私に迫る。
笹木 陽愛
笹木 陽愛
(頭を潰されて終わりだ...!)
その場から動くことが出来なかった私は強く目を瞑る。
......が、いつまでもその痛みは襲ってこない。
代わりにボトッ...と、少し重みのある何かが落ちたような音がした。
我妻 善逸
我妻 善逸
雷の呼吸



壱ノ型
善逸が鬼の腕を斬ったのだ。
ユラユラっと立ち上がった善逸が構える。
その姿にやっぱり見惚れてしまう。
な、なんだコイツ...!
笹木 陽愛
笹木 陽愛
...、
ビリビリと雷が善逸の体に集まって、とても輝いて見えた。
我妻 善逸
我妻 善逸
__霹靂一閃
ヒィィィッ...!
雷が落ちたような音がして、気がつけば鬼の頸がそこに落ちていた。
我妻 善逸
我妻 善逸
...アレッッッ!?
笹木 陽愛
笹木 陽愛
ぜん、いつ
我に返ったのか、鬼の頸を見て叫び出す善逸。
我妻 善逸
我妻 善逸
陽愛...!!大丈夫!?立てる!?
でも、泣きながらも私を心配してくれる。
そんな、優しい彼が私は大好きなんだ。
ずっと。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
再新遅くなってごめんなさい!by駄作者

プリ小説オーディオドラマ