第46話

よんじゅうに!
908
2020/02/20 08:03
笹木 陽愛
笹木 陽愛
うううう嬉しいとは......!?
我妻 善逸
我妻 善逸
どもりすぎじゃない!?
...そうだな、俺にとって陽愛ちゃんの嫉妬とか大歓迎なんだよね
ポッと頬を染めながらはにかんだ善逸。
......くっそどうしよう大好き......!!
我妻 善逸
我妻 善逸
...だから今まで一緒に居れなかった分
これからはたくさん楽しい事しよう
そう言うと善逸は私の頭を撫でてくれた。
笹木 陽愛
笹木 陽愛
...惚れ直した
我妻 善逸
我妻 善逸
本当ぅぅ!!!?
そして目をキラキラさせる善逸。輝いてる。
...いつもの善逸に戻ったなー...なんて考えていると、善逸は急に私の顔を覗き込んできた。
突然の事で焦った私。
笹木 陽愛
笹木 陽愛
(え、なになに?)
善逸は私の頬を少し撫でて、
我妻 善逸
我妻 善逸
あと、色々聞かせてもらうから。
と、一言。
...この後、私は一体何を聞かれのだろうか。
笹木 陽愛
笹木 陽愛
まぁ、私も聞きたいことは山ほどあるんだけどね?
...あと、話したい事も沢山あるし
最後、呟くように言ってみると耳の良い善逸にはやはり、ばっちり聞こえていたようで。
我妻 善逸
我妻 善逸
別れるとか嫌だからね!!!?
俺陽愛ちゃんと別れたくないよぉぉぉッ!!
笹木 陽愛
笹木 陽愛
ぐはっ...
わかった、わかったからタックルやめて。
そんなつもりないし!!
私たちのずっと前を歩く炭治郎と伊之助も何事かと振り返って私たちの様子を伺ってくる。
笹木 陽愛
笹木 陽愛
...別れる気なんてないから!
...そりゃ前までなら...ちょっと考えた事もあったけど...
我妻 善逸
我妻 善逸
嘘でしょ!!?やめて!!!!
...とまぁ、こんな風に意地悪するのも楽しい。
何もかも全て、私にとっては久しぶりに感じる。
だってあの子に全て奪われていたんたから。
我妻 善逸
我妻 善逸
......、
笹木 陽愛
笹木 陽愛
あっ、ごめん。何でもない
私の心音を聞いたのか、心配した表情で私の顔を見てる善逸。
私が咄嗟に誤魔化しても、善逸の表情は戻らない。
我妻 善逸
我妻 善逸
ねぇ、好きだよ
笹木 陽愛
笹木 陽愛
ッッッ!!?
急に何を言い出すかと思いきや
とんでもない発言をしてきた善逸さん!!
それはもう私の心臓を弄んでいるかのように!
我妻 善逸
我妻 善逸
...鼓動、速いね?
笹木 陽愛
笹木 陽愛
うん!?そうだね!?
お願いだから雄の顔になるのやめろ!!
我妻 善逸
我妻 善逸
...ふふふふふっ
ニヤニヤしながら私の顔を見て楽しんでる。
笹木 陽愛
笹木 陽愛
......私も、だよ
我妻 善逸
我妻 善逸
あれ、好きって言ってくれないの?
笹木 陽愛
笹木 陽愛
...ッ帰ったら言う!!
動揺を隠す為に善逸の手を取り走る私。
我妻 善逸
我妻 善逸
帰るのが楽しみだなぁ!
私もだよ。
だけど、私たちを待っているのはまた、__

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