第4話

そらるとまふまふ編
923
2022/03/26 07:40
まふまふ
まふまふ
どちら様ですか?
そらる
そらる
まふまふ
まふまふ
そ、そらる…さん…
そらる
そらる
忘れ物…取りに来た…
まふまふ
まふまふ
そ、そうなんですか…
凄く空気が重い。この状況を何とかしないと…と、とにかく、仲直りがさき…だよね?
まふまふ
まふまふ
ご…ごめんなさい!!!
そらる
そらる
は?
まふまふ
まふまふ
え?
そらる
そらる
え?
まふまふ
まふまふ
いや、その、怒って…しまって…
そらる
そらる
あぁ、その事…
まふまふ
まふまふ
え…?他になにか…
そらる
そらる
なぁまふまふ。お前は俺の事、好きか?
まふまふ
まふまふ
え?いや、急に…
そらる
そらる
天月と俺、どっちがいい?
まふまふ
まふまふ
ど、どっちって…ンッ
そらる
そらる
ンッ、カリッ
まふまふ
まふまふ
いっ///
そらるはまふまふの耳を、まるで狼のように強く、そして甘く噛んだ
まふまふ
まふまふ
そ、そらるさん…ンン//
そらる
そらる
天月の事なんか…あんなやつの事なんか忘れさせてやる。まふ、俺は今でもまふの事が大好きだ///
そらるは真剣な目で、甘い口調で、そして少しだけ不安な様子でそう言った
まふまふ
まふまふ
僕だって…好き、だもん…
そらる
そらる
お、お前///
そらる
そらる
じゃあもう一度聞く。天月と俺、どっちを…
まふまふ
まふまふ
そらる…さんを選ぶ…
この言葉を伝えた瞬間、不安な気持ちや辛い思いが消えていった。そらるのことを好きになってもいいのか、そんなもの考えなくても分かった気がした。
まふまふ
まふまふ
僕には…そら、るさんが、必要なんです
そらる
そらる
まふ…
そらるはまふまふのその言葉をきちんと聞いて初めて、安心したのか、涙を流していた
そらる
そらる
きっとこれから、迷惑かける所もあるだろうし、俺のせいで辛い思いをするかもしれない。それでも、ずっとまふと隣でいたい。ずっと隣で笑っていたいから、俺の気持ちを受け取って欲しい…まふまふ。好きだ
まふまふ
まふまふ
僕も、大好き…だよ
涙を流す僕達は、笑顔だった____。

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