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第3話

それは唐突だった。午前7時59分。雨が降る朝だった。いつもみたいに庭仕事をしようとして裏口の扉を開けた瞬間に倒れて、痙攣を起こした。偶然、私はまだ出社しておらず、すぐに救急車を呼んだ。一緒に病院に行き、亡くなったことを告げられた。そこから1週間、会社へ行けなかった。私は酷く後悔していた。言えなかったことがあった。言う機会もあった。何度も何度も何度も悔やんだ。

私が19歳の時だった。自分の祖父が生きていることを初めて知った。それと同時に借金まみれだった叔父が祖父の保険金を狙っていることを知った。だから、監禁をしたのだ。祖父を。祖父は私が孫であることを知らなかった。そして、言えないまま社会人になった。私は夢だった出版社に勤めることが決まったとき、祖父は誰よりも喜んでくれた。


















ありがとう おじいちゃん
大好きでした。世界一のおじいちゃんです。

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