ひとりで食べる昼はつまらない。
いつもなら、先輩が来てくれるんだけど……
そりゃ、こないよね……
無視なんてしちゃったし……
私といるのは地獄らしいし……
ガチャ🚪
ナムジャ
「ふーいい天気だぜー!」
先輩じゃなくて安心してる自分がいる……
ナムジャ
「あ、あそこにいんのって!」
ナムジャ
「ん?あ~」
『おーい、グクの彼女さーん』
ナムジャ
「グクと食わないの?笑」
ナムジャ
「バッ、デリカシーなしかよ笑」
怖い……
なんで……
ただ、先輩のことが好きになっただけなのに
こんな風にいわれるなんて……
怖いよぉ…
ガチャ🚪
ナムジャ
「やべっ」
ナムジャ
「ししし、しらねぇぞ俺は!」
ナムジャ
「ひぃぃぃ」
グク先輩……
怒ってる様子……
そうだよね……
こんなブスの彼氏なんて……いや、だよね……
ナムジャ
「え、?」
ナムジャ
「怒鳴らない…ダト?」
ナムジャ
「は、はいっいますぐ!」
慌ててくる先輩。
いや、こっちも…
ナムジャ
「あ、はいっ!この噂消しとく!」
ガチャ🚪
バタン🚪
階段をかけおりていく。
階段が終わってすぐ突き当たりで誰かとぶつかった。
ガシッと支えられて倒れなかった。
瞬発力ぱねぇな
170cmジミン 'v') ('-' あなた156cm
糸目でわらう先輩。
かわいい。
そう思っちゃう自分がいる…
グク先輩は…私のこと、話してくれたんだ…____
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。