校門に向かってる途中、あることを考えてた。
《なんで水やりしてるって聞いただけでこの子は飛んできたのだろうか》
普通の男子なら《(´・∀・`)ヘー》で終わりそう…
まぁ…まふくんが優しいってことには変わりないし気にすることでもないか。
これで朝の日課は終了。…と思いきや。
初めにやってきたのは、坂田 悠。
後から息を切らしながらやってきたのは浦田 渉。
どうやら学校まで競走をしてたらしい…若いなぁ。
と、言ってダッシュで校舎に向かううらさか。
全く…何やってんだか。
でも起こしてもらうとはどういうことだ。
ルームシェアでもしてんのかいな。
そんな言葉を最後に朝の挨拶は終了した。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。