登校中
夜久「あなた弁当までありがとな」
『いえいえ、いつもコンビニで買ってきたものとか購買とかで栄養とか大丈夫なのかなって思ってたので今日作れて良かったです』
夜久「あなたの作るものなら毎日でも食べたいぐらい美味しいぞ!」
『ほんとですか?なら、明日から作りましょうか…?』
夜久「え、いいのか?迷惑にならなければお願いしたいけど…」
『迷惑になんてなりませんよ。それに私からこうして提案したんですし、やらせてください』
夜久「なら…お願いしようかな」
ニコ
鉄朗「あのぉ、すみませーん。俺抜きで話進めるのやめてくれません?」
『入ってくればよかったじゃん』
鉄朗「どう見ても入れる空気じゃなかったろ!カップルみたいな会話しやがって!」
夜久「っ!カップルって!」
鉄朗「カップルだろ完全に!今の会話は!お兄ちゃん許せません!」
『私は兄に許しを乞わなければ恋愛すらまともに出来ないのか…』
鉄朗「いや、そんなことないけどこれが弟とか俺やなんだけど!」
夜久「てか先ず付き合ってねぇから!勝手に話進めんな!」
クスクス
『夜久さん面白い』
鉄朗「よかったな夜久、褒められたぞ」
夜久「これは褒めたうちに入らねぇだろ!」
研磨「クロ朝から五月蝿い…」
『研磨おはよ』
研磨「あなたおはよ。なんで夜久さ…先輩がいるの?」
『ん?うちに泊まってたの』
研磨「そうなんだ…」
夜久「いや反応うすっ!てか先輩じゃなくてもいい。好きに呼べ。敬語も要らない」
研磨「じゃあ、夜久さん…」
鉄朗「そういえばそろそろ1年は研修という名の2泊3日の親睦会あるだろ?いーよなぁ」
『言うてまだ4月半ばだよ?』
鉄朗「行くのが5月の初めだからそんな日にちねーよ」
『そうなんだ。』
鉄朗「誰と一緒の班にするんだ?」
『あー…仲良い女子2人と研磨ともう1人誰か男子入れようとは思ってる』
夜久「研磨は決定なのかw」
研磨「あなたは俺がいないとダメだもんね」
鉄朗「確かになーw」
『は、いつの話してるの?』
鉄朗&研磨「今」
夜久「どういうことだよw」
研磨「そのまんまの意味」
夜久(どういうことだ?あなたは研磨がいないとダメ…?もしかして付き合ってる…とか?そういやそんな話したことなかったな。勝手に居ないもんだとばかり…)
『とにかく、今はほんとに大丈夫だから』
鉄朗「へいへい。でも研磨と一緒の班にはなるんだろ?」
『当たり前じゃん。男子の知り合いなんてバレー部ぐらいしかいないんだし。後は全員バレー繋がりで知り合った人ばっかでほかの県とか学校からまず違うし…』
夜久(他の県にも知り合いいるのか…)
『とりあえず研修はそんな感じ』
夜久「正直また襲われそうで行って欲しくないんだが」
研磨「また…?」
『夜久さんその話はダメっ…!』
夜久「昨日電車でこいつ痴漢にあったんだよ」
あーあ…言っちゃった(泣)
研磨「あなたそれほんと?」
『はい…』
研磨「連絡してって言ったよね?」
『だって昨日さきに研磨帰っちゃったじゃん…』
研磨「ゲーム買いに行ってただけだから連絡くれたらいつでも駆けつけたよ」
『…ごめんなさい』
研磨「これから何かあったらまず俺に連絡して。分かった?」
『はい…』
夜久「なぁ、なんであんな研磨怒ってるんだ?」
コソコソ
鉄朗「あー、中学ん時にあなた色々あってさ…それ以来研磨凄いあなたに過保護になって…」
夜久「色々ってなんだ…?」
鉄朗「それは…」
『夜久さん、テツロー早く行かないと朝練遅れる』
鉄朗「おー、わりぃ今行く。…あなたから直接聞いた方がいい」
夜久「…分かった」
作者から
今回あんま面白くない…
伏線貼っただけで終わってしまった…(泣)
次は伏線貼ったからその分面白くする…!きっと…!
研磨くんが過保護な理由と研修ね!楽しそうだね(小並感)
今日中に間に合ってよかった…
次書いたらちょっと夢絵またすすめたいのと、高校の課題あるからちょっと休むかも…?
次もよろしくおねがいしゃーす!
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。