私は今日もいつも通り夕食を作っている。
ひとつ違うことがあるとするなら…
今日は隣に夜久さんがいることだ
柄にもなく緊張してるなぁ私…
鉄朗「おい夜久〜!連絡入れたか〜?」
夜久「おー!いいってさ」
鉄朗「風呂今沸かしたから沸いたら入れよー。服は俺の着とけ」
夜久「おー!何から何までありがとな!」
ニコッ
ドキッ
夜久さんが笑うと胸がギュッてなる…
私には初めての感覚で…戸惑うよ…
『ご飯出来ました〜』
鉄朗「今日はなんだ!?」
ワクワク
『…い…め』
鉄朗「あ?」
『ヤサイイタメ…』
鉄朗「聞こえねぇw何言ってんだ?」
『だからぁ!野菜炒めだって!!』
鉄朗&夜久「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!?!?!?」
鉄朗「は!?お前頭打ったか?大丈夫か?痴漢男に頭まで犯されたか!?」
『その話はやめて!』
夜久「だってあなた野菜炒め苦手だって言ってなかったか?野菜が入ってる時点で無理って」
『だって…』
鉄朗&夜久「だって?」
『夜久さんが好きって言ってたから…!』
夜久「俺!?」
鉄朗「…」
グイッ
鉄朗「おい夜久、お前何うちの妹誑かしてんだよコロスぞ」
コソコソ
夜久「知っらねぇよ!!俺だってびっくりだわ!!」
コソコソ
鉄朗「で?あなたちゃんは何食べるの?」
『サバの味噌煮…』
鉄朗「用意周到!!!いーなー俺もそっち食べたい〜!」
『言うと思って野菜炒めは大皿サバの味噌煮は各一であるから安心して』
鉄朗(うちの妹は天使なのかもしれない…)
鉄朗「あなたありがと〜。」
ギュッ
『テツロー暑苦しい…席座ってよ。夜久さんも…座ってください』
『もしかしたら口に合わないかもしれませんが…///』
コトン
夜久(うっわ…うまそ〜…)
夜久「ありがとなあなた」
ニコッ
キュッ…
笑顔…見れた野菜炒めにして良かった…
『どういたしまして』
フニャ
鉄朗&夜久「!!?!!?!」
夜久(っは!?何その笑顔なんか吹っ飛ぶかと思ったんだけど!ちょー可愛い…やばい…好き……ん?好き?は?俺が…あなたを…好き…?)
鉄朗(やっくんこれは惚れたなぁ…。あなたのこの笑顔で惚れない方が精神異常来たしてると思うけど、やっぱ可愛いな俺の妹…)
鉄朗「夜久さん?食後にお話があるんですがいいですか?」
ニコッ(黒い笑み)
夜久「お前顔怖ぇよ…。何話すか大体見当はついた」
『?何の話か分かんないけど早く食べないと冷めちゃうよ』
鉄朗&夜久「いただきますっ!」
『召し上がれ』
パクパク
モグモグ
夜久「んっま!」
鉄朗「そうだろう?そうだろう?うちの妹の料理は上手いだろう?」
『なんでテツローが鼻高くしてんの』
鉄朗「だってあなたは俺の妹だからな!」
夜久「この野菜炒め有名店で出されても不思議じゃないくらい美味い!!」
『ふふっ、ありがとうございます』
夜久(やばい…好きだと気づいてからさらに可愛く見えてくる…重症だ…)
鉄朗「ご馳走さん」
『お粗末さま』
鉄朗「先風呂入るな」
『了解』
鉄朗「やっくんも一緒に入る?w」
夜久「入るか!早く入ってこい!」
鉄朗「うぃーす。いってきまーす」
バタン
夜久「ご馳走様でした!」
『お粗末さまでした』
夜久「すげぇ美味かった!」
『良かったです。そういえば夜久さんって、仲良い人にしかそういう言葉使わないんですね』
夜久「そういう言葉…?なんの事だ?」
『あの…すげぇとかやばいとかだろとかきつい言い回しっていうか馴れ馴れしい感じの?』
夜久「あ、嫌…だったか?」
『いえ!そんなんじゃなくて…なんか…嬉しいなって…!』
『他の1年の子にはこういうラフっていうか本当の夜久さんの姿?みたいなの見せてないのに私にだけ見せてくれてるような気がして…。テツローの妹ってのも大きいかもしれませんけど…!』
夜久「いや、黒尾の妹だろうがそうでなかろうが俺はあなたにこうやって接してたと思う…」
夜久「なんで急にそんな話したんだ?」
『それは…』
作者から
2日間休んですんませんでした( ˙-˙)
あの…自給自足(夢絵)してました…
いや、ほんとすんません(((
そして中途半端なところで切ってすみません。
回想入ろうかなって思ってここで切りました。
文章力も拙い中、お気に入りしてくれてる人もいてほんとに嬉しい限りです(泣)
今日は更新沢山します…!
下のは描いてた夢絵です。私と衛輔さんのCPなので利用したりはしないでください。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!