少し考えた。
一緒……
つまり、組むってことか!!
↑※違います(;・∀・)
※イルミとあなたちゃんはこの後もそれぞれの意味合いで会話を続けます。by作者
すぐに頭に浮かんだのは、キルア。
そうだった、私はキルアと4次試験中、一緒に組む約束をしてたんだった…!!
そう思うなり、
イルミの言葉を遮って、私は言った。
頭を下げた。
イルミは、驚いたような声だった。
キルア、忘れたりしてないといいけど……
イルミは、よほど一緒に組む人を探していて、私に断られたのがショックだったのか、しょんぼりしていた。
なんだか可哀想になって、少し背伸びしてイルミの頭をなでた。
そうだ、私には、まずキルアを探すという目的があるんだった……!!!
イルミに手をふると、走りはじめた。
つづく…
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。