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第1話

プロローグ
〘屋上からのワンチャンダイブ〙




これは、アニメの好きなキャラクターが言った言葉。




その瞬間、このキャラは嫌いだと感じた。






あー。個性は元からないからあれだけど。






「あんなみたいな人間、早く屋上からの飛び降りて死ねばいい」





あ、似たこと言ってる。この子。





「話聞いてんのかよ!」






周りは私の今の様子を見て、笑う。



そして、怯えて見て見ぬふりをする。



自分は、こうなりたくない。





先生でさえも…、同じだ。



この社会は腐ってる。




誰も助けてくれない…。



誰も。




そして、私の親でさえも。




もし来世があるのなら、あのアニメの世界に入ってヴィランになりたいな。



ヒーローには、なれないのは分かってるから。



それは、私が人を憎んでいるから。




今も私の事を踏んでいる笑うこの子



私の鞄から財布を取っているあの子



私と目が合ったのに目をそらす親友



そして、床に踏みつけられながら見える私の左手首の傷や体の痣。


















私を必要としない。


























この世界が憎い。















夕焼けに染まる放課後の教室には、私1人だけ。














ここは
















屋上じゃない。




















学校の教室。




















4階の人気のない教室である。















窓から見える風景は、キラキラ輝いていた。

















あと少し…














手を伸ばせば届きそうな希望…

















届かないと分かっていても手を伸ばしたくなる

















馬鹿だよね


















そして、体が浮く感覚。



















やっと、自分が落ちているんだと気がつく。






















神様。







もし、来世があるなら…















私を━━━━━にしてください。





この憎い世界に━━━━を。






私は、━━━━━者として。







━━人を━━━残らず━━━━してやる。







神様、貴方のおうせのままに従います。











そして、肉や骨が潰されたような嫌な音が夕焼けに染まる学校に響き渡った。