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第2話

この世界
眩しさで目が覚める。



貴「ん、眩しい…」


どこか分からない、でも路地裏なのはわかる。



貴「私…教室の窓から落ちて…死んだ…のに」





足元に水溜まりがあった。



恐る恐る覗いてみる…。




貴「え。」



そこに映る姿は、見慣れたストレスで真っ白なボブヘアーに、切れ長でつり目な三白眼の真っ黒の目、ハイライトがない





制服のまま




臭わないかな…?










学校どうしよう…
















そして

死んでなかったんだという事に気づき










驚きのあまり後ずさると、手元に仮面が落ちていた。






この仮面…可愛い






真っ白で笑顔が張り付いたような奇妙な仮面であった。




捨ててあるのなら、持っていこう






とりあえず、ここから出よう。








光が差し込む方に仮面を片手に歩いた










貴「なに…ここ…」


アニメのコスプレ衣装を着ている人が沢山いた。





「オールマイトかっこいい!!」


と騒ぐ子ども達



え?…オールマイト?




聞き間違いかな?オートバイの事かな?










「ここにオールマイトが居るんだって!」


「マジ!?」





聞き間違いじゃなかった。





オールマイトかぁ





僕のヒーローアカデミアもう結構流行ってるんだな。







私は1話で見るの辞めたからなぁ。









知らなかった。










子供たちが集まっている所に目をやると、TVにオールマイトが映っていた。





貴「ど…どういうこと…。まさか…」




それを実感した瞬間







私の中の何かが








不敵に微笑んだ









ガラス越しに不敵に笑う自分に気づき口元を抑える。







貴「神様、ありがとう。」







空を見上げ、指を指し












貴「神に仇なす人間は皆敵。それを執行するのが私だ」





道行く人は、皆彼女に目を奪われた








なぜなら、一瞬彼女の背中に






















真っ黒な羽が見えたからである







不敵に微笑む彼女は、❛堕天使❜に見えた。











今まで侮辱されてきた、





助けてくれる人はいなかった。







人間は皆同じだ。






自分さえ良ければそれでいいと思ってる。









それを私が変えてやる。



















平和な世界なんてどこの世界に行ってもない。
















あるのは、屈辱と平凡と日常だけ















さぁ、私が私であるための仕事をしようか。
























「た、助けてくれ!」





いらない













「このこだけは!」












こいつも













「助けてヒーロー!」

























「同じヴィランなら手を取り合おうぜ!?」







この世の全て


















いらない殺してやる














血塗れの少女は何を願ったのか














誰も知らない













そして彼女の名を知らないものは居なくなった。

















ヴィラン連合がヴィランを集めてるって噂を聞いた。













どうやら、どこかに攻める準備をしているのだろうか












貴「ヴィランを一掃できるチャンスが手に入った」
















不敵な笑い声と悶絶する声が響き渡るのだった。









そして私は、世間を騒がせているヴィランになっている。






ヴィランもヒーローも一般人ですら、掃除殺しているからである







世間からは、❛クロユリ❜と言われている














そして今日、いい情報が手に入った






入手方法は企業秘密





そして、今日ヴィラン連合が雄英高校をオールマイト目当てにUSAで襲うということ












これは、チャンスかもしれない。






鼻歌を歌いながら、いつもの服装に着替える。





それは、あの世界の制服とあのこの世界に来て見つけた仮面。













貴「さぁ、舞台の幕開けだ」







ヒーローは、ヴィランを捕まえるだけ









ヴィランは、誰かを殺す








一般人が、悪事をしていても誰も気が付かない









だから、













私が、罪人を一掃する。













彼女は、どこで道を間違えたのだろう










彼女の通る道は、いつも









赤黒い血が流れていた。