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第6話

クロユリ
目が覚めると、アジトに居た。







廃墟である。








昨日、どうやってあの場を逃げたか





覚えていない。








貴「緑谷出久が、雄英高校に入学してたなんて…」





ボロボロのソファーに寝転がりながら嬉しそうに仮面を手に呟いた。








貴「嬉しいなぁ…。」











雄英高校に転校したいななんて…











高校も行かず、仕事をこなすだけ











貴「仕事をこの歳でしないといけなくなるなんて…」











しかも、






人殺しの…













貴「罪のない人間を殺して何が楽しい…か…。」











あの眼鏡君の言葉が










頭の中で繰り返されていく。











貴「人を殺して楽しいわけないよ…。」










でも、












その時だけが












私は、この世界で存在しているって感じるんだよ…ね…。











手に持っていた仮面を、悲しそうに見ながら仮面をつける。















貴「罪人は、死を持って…償わさなければ」











それが、











私の存在意義だから














貴「今日の仕事は…」













雄英高校の体育祭があるのか…












ヴィランの襲撃に会ったばっかりなのに







凄いなぁ













貴「でも、体育祭行ったら捕まらないかな…」





仮面を付けたまま考え込んだ







貴「あ、仮面外せばいいんだ。でも仕事があるし…仕事が終わってから除くか」













ネットでも見ようかな…










《ネットニュース》


昨夜の1時頃に、男性の無惨な遺体が発見されました。男性の身元とは不明です。
これも、連続殺人犯❛クロユリ❜の仕業とみて警察やヒーローが捜査中とのことです。
夜の外出を控えましょう。







貴「クロユリ…か…。」







携帯をテーブルに置きながら、ため息をつく。














貴「呪い…ねぇ…」











私に、ピッタリだよ。














世界に















呪われたんだしね…













今日も、少女は















闇を抱え














罪人を













一掃する。