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第12話

紫の病み
シャーッと切るとポタポタッと血が沢山出る。これが楽しくて気持ち良くて辞められない。死のうとしてる自分に酔ってるってこういうことなんだろうな。
深澤辰哉
深澤辰哉
おはよ〜
何事も無かったかのように振る舞いながらみんなの前に姿を現す。照以外はみんな俺のリスカには気付いていないようだった
岩本照
岩本照
ふっか、手、見せろ
深澤辰哉
深澤辰哉
はいはい…
照に手を見せる。次の瞬間照の顔が優しいあの温厚な顔から鬼の形相へと変わった。これは怒られる。
岩本照
岩本照
馬鹿。どれだけやってんだ。あんだけやるなって言ったろ。聞いてなかったのか?あ?
阿部亮平
阿部亮平
照、口悪いよ
深澤辰哉
深澤辰哉
ご、ごめん…
俺は震えた声で答える。照が怒ると怖いもんだから震えてしまう。だが次の瞬間、照に抱き締められた。俺は震えた体のまま照に抱きしめられる。
深澤辰哉
深澤辰哉
ひ…かる…?
岩本照
岩本照
もう辞めろ…いいな?
そう言った声は優しくて少し悲しそうな声だった。
俺はその後カッターを隠すなどして対策をし、リスカをしないようになった。
照も笑顔が増えて、二人で笑い合う時もある。