『蛍!おはよー!』
月島「おはよ」
今日は高校初日…!
クラスとか部活とかすごく楽しみ!
『蛍は部活決めたのー?』
月島「バレー部」
やっぱりバレー…!
私どうしよっかな
月島「あなたは?」
『ん?』
月島「部活」
部活……バレー、やりたいけどなぁ、
『まだ決めてない!』
月島「ふーん、バレーしないの?」
『バレー…』
たしかにやりたいけど、あの時がトラウマで仕方がない
また、あんなことが起きたら……
『バレー、はしないかなぁ、』
月島「そう」
『…あ!忠ー!!おはよう!!』
山口「あなた!ツッキーおはよ!」
月島「おはよ」
山口「昨日のあれ見た!?あの__」
部活かぁ…。マネージャーとかやってみたい!
______
『学校結構近いね!!』
山口「あ!クラス張り出されてるよ!」
『見に行こ見に行こ!!』
月島「はぁ…」
『蛍!忠!クラスどこだった!?』
月島・山口「「4組」」
『ほんと!?私も4組!!』
山口「まじ?3年連続じゃん!」
月島「またうるさいのと一緒か…」
山口・あなた「『聞こえてる!』」
月島「聞こえるように言ってんの」
『早く教室行くよ!!』
月島「あなた、そっち真逆」
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!